土浦方面へ出張した日、11時40分頃にお店駐車場に到着しました。既に3台の車が駐車しており、お店前には
6人の行列が形成されていました。
お店前のランチメニュー表を確認する等し、先客の注文が一段落したと思われる11時50分頃に入店しました。
前回の経験から1度に調理できる注文量は限られており、到着後直ぐに入店し注文したところで、結局待ち時間は
一緒だろうと思ったからです。
カウンター席の、前回と同じ場所に座り注文を済まし、夜の時間帯に提供されるメニューを確認します。
値段は高めですが、魅力的なメニューが並びます。
卓上調味料は、ウスターソース、醤油、とんかつソースです。
茨城県産匠つくば鶏のソテーきのこの和風ソースと刺身用あじのフライ、自家製プリン、オレンジ100%ジュース。
魚メインのメニューにするつもりで来店しましたが、ここなら美味しい鶏料理を食べさせてくれるだろうと期待して
選びました。
お盆に乗せられて運ばれてきたのは、
ごはん。
味噌汁。
匠つくば鶏のソテーと刺身用あじのフライ。ソースはきのこの和風ソースにしました。
漬け物。
自家製プリン。季節の果物はピオーネとシャインマスカットとのことだったので今回もプリンを選びました。
つくば市産コシヒカリが使用されたごはんは、少し熱が取れた状態で提供されますが、ぼそぼそとしていることもなく、
噛むと粘りがあります。
味噌汁の具は、豆腐、なめこ、三つ葉。薄目の味付けで出汁の存在感もありました。
漬け物は、たくあん、はくさい、野沢菜。
メインの匠つくば鶏のソテーと刺身用あじのフライ。チーズ焼トマトソースではなく、きのこの和風ソースを選んだのは、
鶏の美味しさをより感じられそうだからです。
汚い箸が見苦しいですが、あじフライの大きさはこれ位で衣はサクサクとしています。
あじフライは、刺身用と謳うだけに臭みは一切なく、ふっくら肉厚でしっとりとしています。今日のあじは定置網漁で
採れたものですが、より値段がはり味が良いのであろう、釣りあじに興味をそそられます。
フライの断面です。
タルタルソースとからしが添えられていました。タルタルソースも自家製なのか酸味が強く玉葱の食感が印象的でした。
この液体油、いかにも美味しそう。
レモンは油のしつこさを感じなかったこともあり、今回は使用せず。じゃがいもを潰したざらざら感が好きになれず、
普段ポテトサラダは食べないのですが、こちらのポテトサラダは卵の味が強く、なめらかな口当たりなので美味しく
食べられます。
付け合わせの野菜は前回と同じ構成でしたが、茹でられた大きなオクラが目を引きます。
人生で初めてオクラを食べた気がしますが、ほんのり甘さを感じ青臭さはありませんでした。
野菜にかけられていたドレッシングです。
匠鶏のソテーは、皮にかけられた黒胡椒の香りが食欲をそそります。パリパリ感はそれ程でもありませんが噛むと
脂の甘さが溢れてくる皮と、程良い弾力で旨味をたっぷりと含んだ肉には、嫌な臭みはありません。
鶏と魚は、素材や調理人の技術の差が如実に表れるのでしょう。
しめじ等数種のきのこの和風ソースはさっぱりとしていますが、食べ進むにつれ、匠鶏の旨味が混ざって絶妙な味わい
に変化していきました。
プリンは固めの仕上がりで甘さ控えめ、カラメルたっぷりです。
大満足で完食。締めのオレンジジュースの到着を待ちます。
100%オレンジジュースは、果実の粒々感を感じる後味スッキリなものでした。
12時前には満席となる混雑具合もあってか、注文から配膳まで30分。入店から食べ終わるまで50分を要して
しまうのが玉にキズ。ですが次回は、クリームコロッケ、メンチカツ、グラタン辺りを狙いたいと思いながら退店
しました。
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