腹ごなしの意味も含んで品川駅併設の商業施設内女性用アクセサリー店を覗く等して時間を潰しました。私がその場所を離れた途端、店員さんが私が触れた商品を注意深く確認する様子に、落胆しつつもそりゃそうだと納得しつつ次の目的地へ。16時45分頃お店に到着すると既に13人が店頭に。ほぼ定刻の16時59分に開店する際には、持ち帰り客も含めて25人の行列が形成されていました。
ラーメン、大蒜脂。
茹で時間は4分でした。
鍋の中から平ざるで掬われ、湯切りと思しき作業が行われる事もなく丼に移動、という過程を経て配膳された麺は、細めと言える形状でかなりの量。
以前感じたボソ感はほぼ無くも箸からは重量感が伝わり、低加水率を理由としてか、小麦の風味豊かで最後はブッツリと千切れました。
スープをしっかりと絡め取ってもいました。
もやしはぐったりとしつつも、甘みを含んだキャベツはザクザクと音を立てて。
豚。
分厚くみっちりとした赤身は繊維質が目に付くも、口の中でポロポロと瓦解していきました。
端豚にも筋張ったところが見られましたが、奥まで染みたタレと内包する旨味が手助けしてパクパクと。
尖りの無い醤油が液体油と相まって口の中に広がり、合間合間に生姜の風味と焦げによる香ばしさを感じる、まろみのある味わいのスープ。
麺や固形脂や豚と馴染むことで終盤はさらに円やかに。ただ、様々な種類の野菜がタップリと使われたスープを飲んだ時の様にその痕跡がいつもでも残って、サッパリとした後口でした。
ひばりヶ丘駅前店でも見られたような、とても細かな肉片が丼底から。
たっぷりと盛られた細かな大蒜はカリッツンと。
脂身の裏側にびっしりと肉が張り付いていた固形脂。
以前よりも全体的にコクを強めに感じた一杯を13分程で完食。自身の好みに合うお店であることを再認識し、12人の行列を横目に帰路に就きました。
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