5月下旬の土曜日のことです。前日までの計画では、神田神保町店から岸田屋、あわよくば宇ち多゛へも、と考えていましたが、仕事のストレスによって朝目が覚めても起き上がることまでは
出来ず、正午をだいぶ過ぎた頃まで寝床の中に。このままでは駄目だ、とようやく体を起こし、都内に向かい久しぶりの所用を済ませました。その後は、一橋学園店と、柏駅に移転したばかり
のラーメン二九六のどちらを目指すかで悩み、小平市方面へ。が、その道中、土曜日は16時までの営業であることに気付き、柏市へ行先を変更しようとするも、営業時間内に辿り着くことは
難しいと判断し、こちらを選択しました。新型コロナウイルスによる初めての緊急事態宣言下以来の新宿駅周辺の人混みに驚きながら、19時50分に店頭に到着。直ぐに食券を購入し4人の
行列の最後尾に。程なくし食券の提示を求められ、19時57分に入店しました。
店内では、3人組による所謂ロット乱れがあったようで、6人分が同時に調理されると共に、どういう理由なのか、一旦着席した3塁側最奥の席から券売機前の席に移動を求められる等しました。そして、20時04分になってラーメンが配膳されました。
大盛ラーメン、野菜大蒜脂。
目に入った瞬間にその特徴が想像できた麺。
茹で時間は4分程で、これまでどおり、湯切りという工程を経ることなく盛付けられていました。また、初めて大盛を注文したのですが、先述のとおり店内が混乱していたこともあって、小と間違えたのでは?と思う位の満腹感でした。したがって、小は全店舗内でも屈指の量も、大はそうでもないのかな?との感想を持ちました。
細めの形状で、歯応えが強くボソッとした感触が伝わってきました。
卓上の黒胡椒は必ず。
他のお客さんへの盛付中、クッタクタの様子が確認できたので増した野菜は期待どおりの食感。
豚。20時10分頃に訪れたお客さんには、豚が入らない=品切れとのアナウンスがなされていました。
以前の荒々しさは鳴りを潜め、上品さが現われた肉質の赤身。
周囲には、トロットロの脂身を豊富に蓄えていました。
こちらも比較的脂身多めで軟らかく、以前のイメージとは180度異なるものでした。
スープ。
厚めに液体油の層が形成され、醤油が効きすぎることなく香ばしくあっさりとした味わいも、薄いということはなく。卓上のお酢を注ぐとさらにさっぱりと、背脂と一緒に口に運ぶと深みが増すという風にいくつかの表情を見せてくれ、良い意味で主張し過ぎない控えめという印象。
新アイテムのお酢は影響力が強いので、使用量に気を付けないと、せっかくのスープのバランスをぶち壊してしまう可能性あり。
ちょこんと盛られた大蒜。
固形脂はプルッとした背脂。
約11分で完食。どういう考えなのか、二郎に行ったことのない人がその理由として挙げる典型的な接客態度、を貫く店主さんと助手さんにお礼を言い、退店しました。
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