人の話を聞くのが好きだと気付いた、話を深めたい。人って素敵・・。この資格を通して、生活できればと思う。」
人の話を聞くのが好きだと気付いた、話を深めたい。人って素敵・・。この資格を通して、生活できればと思う。」
産業カウンセラー養成講座のテキストが改訂された。テキストを見た瞬間、かなりのボリュームになっていることに驚いた。
同時に、最近の法改正等の内容を踏まえ、よりくわしくそして深くわかりやすく大幅に加筆・修正されていることに、感激。今年度の受講生はこのテキストを座学で学ぶことができ羨ましく思った。
昨年末、新しいテキストを通しての体験講座が開かれるとの案内があったため、即申込み受講した。特に印象的だったのは、傾聴を通して、クライエント支援のため具体的に行動化できることを一緒に考えること。
また、家族・職場環境の改善のために、問題解決のために行動するカウンセラー、組織と関わって支援する産業カウンセラーが今日、より求められていることをロールプレイから学んだ。この講座を通して学んだ価値を伝えていきたい。
2012年、産業カウンセラーの資格取得に取り組むことを決意した。理由は、これまでの活動を理論的に学び直すために、生涯学習インストラクターの講座を受けた時のことだ。人の話を聴くこと、心の声を引き出すことの大切を学び、同時に自分のスキルや経験を活かした活動がしたいと考えた。具体的には働く40代50代の人達がこれからの人生をイキイキと過ごすための支援をしたいと考えている。
そのきっかけは40代後半、自身の挫折から立ち直る過程で得たものだ。40代半ばまで馬車馬のように働いてきたが、気付いてみると、いくつかの大切なものを犠牲にしてなりたっていることを知った。何とも言えない喪失感だった。
悩み抜いた末、3つのことを実行することにした。それは、毎朝1時間を学びの時間にあてること、自分を意識して磨くこと、自分らしく生きること。それから5年、頑張った甲斐があり人生が好転した。
現在の40代50代は、仕事や子育てで時間もゆとりも少ない世代ではあるが、人生の折り返しにいる世代でもある。だからこそ、後半の人生を学習によってよりよく生きていくためのスキルアップを図り、その力が各人の幸せにつながる、そしてその力を持ち寄り連携していくことで豊かな社会づくりが実現できる信じている。
そしてその夢を実現するために、どんなアプローチができるのか。いろんなことを考えた。例えば、セミナーを企画するなどだ。しかし、生涯学習というテーマで人が参加してくれるだろうか。しかし自分にしかできない支援があるのではと考えた。
2012年10月、一念発起して、活動団体「キャリアレインボー」を立ち上げた。米国のキャリア研究者、ドナルド・E・スーパー(Donald E Super)の理論「キャリアとは、人生のある年齢や場面のさまざまな役割の組み合わせ」であるととらえた理論に魅せられて名付けた。
これから、頑張っていきたい。
平成25年 9月28日(土)宮崎市民プラザにて、日本産業カウンセラー協会九州支部主催の「宮崎地域会員交流会」が開かれました。会場となった市民プラザ4階ギャラリー・大会議室は、83名の会員が参加、熱気と活気に包まれました。
基調講演では、元関西支部長 遠藤瑞江氏をお招きして、「『災害とこころ』災害時、産業カウンセラーの私はどうするか!」をテーマに、90分間にわたりご講演をいただきました。講演では遠藤氏のプロフィール、関西支部での活動の様子等をお聞きしました。特に印象的だったのは、関西支部で1,000人を抱える企業のカウンセリングを協会会員で3~4ヶ月にわたり実施するなど、そのオファーに応えることができる会員を抱えた支部であることや、社会的な役割と責任を果たしていることに、とても驚きと感銘を受けました。
基調講演では、災害時のボランティア活動でのリアルな体験や心構え、スキルや組織論について学ぶことができました。特に印象的だったのは、2005年に起きたJR福知山線脱線事故の対応についてです。
事故当日に、災害支援を申し出て支援をおこなったとお聞きしました。即日対応ができる信頼と頼もしい組織であること、交渉力・企画力など、日頃の備えがないと不可能であり、産業カウンセラーとしての役割と責任、そして関西支部の懐の深さを感じました。
(会員による生け花_テーマ「夢と希望」)
また、「ストレスは知らないうちに受けており被災者のストレスは重複的である」「人の醜いところに気を回す」「ボランティアを始めたら終わりはない」、また援助者として陥りやすい3つの危険。「援助者は、"隠れた被災者"」「援助者はスーパーマンではない」「自分の背中は見えない」など、経験から発せられた言葉に胸を打たれました。
言ってはいけない言葉や表現のお話では「気にし過ぎ、誰にでもあること」など、善意で言っていることだと解るが、逆効果を生むことがあり、トラウマ体験は孤独の体験でもあるため、「気にし過ぎ」と言って、本人の体験を理解しない態度をとってしまうと、トラウマ体験者をますます孤独に追いやってしまうことがあることなどを話していただきました。
その他、認知行動療法の進め方や感情のセルフコントロール法についても話されました。特に印象的だったのは、「人に迷惑をかけたくない。なんでも自分でするということが、大人として自律していること」という考えが、人との絆の体験を遠ざけてしまうことが時にあるようです。
必要な時には、支え合ったり、頼ったりすることは、成熟した社会性の表現です。それは、弱さでも屈辱でもない。そのような考えに捉われてしまわないように強さを養いましょう(当日パンフレットに掲載)という言葉です。
全体的な感想として、「災害とこころ」というテーマを通して、自らの生き方や産業カウンセラーとしての考え方を見つめ直す機会になったと思います。交流会後は、居酒屋で講師の遠藤先生とお話する機会もいただき、本当に楽しい一日だった。
先日、10ヶ月にわたり受験勉強していた結果が届いた。「合格」、本当に良かった。今回の受験では、昨年4月から毎朝1時間、日曜日は最低4時間使って受験に備えた。
7月からは、受験のための勉強ではなく本物の力をつけたいと思うようになり、関連書籍も読み漁った。
受験勉強なんて、学生時代が最後だったから、感覚的にわからないこともあったけれど、いろんな方にアドバイスをいただいた。中でも一番役立ったことは、過去問を所定時間の半分で解答し、残りの時間で解答を確認ができるようにすることだった。
その為にまず、過去問を集めることから取り掛かった。8年分の過去問を揃えた。スキャナーで2日間程つかって、OCRを使って読み込み、文字に起こした。600問を選び出し、すべて解けるまで4回程繰り返した。
その努力も実って、試験当日は、精神的に冷静にテストへ取り組むことができた。そして秘密兵器、ipadのアプリ「暗記帳」のお陰だ。各問題ごとにチェックやメモが可能な上、ランダムで問題を表示してくれる優れもので、食事後や空き時間に問題を解いた。また受験終了後、更に本や資料も読み続け、学びを深めている。合格はあくまでも通過点にしか過ぎず、夢へ向かって前進する限り立ち止まることはない・・・といい聞かせたい。
この挑戦での一番の収穫は、3つある。ひとつは53歳でもやる気になれば、できるという自信ができたこと。そして受験を経験したことで、いろんなものに応用ができるノウハウができたことだ。
人生後半の時間も短いなかで、得た知識をいかに実践に役立てるかを考えると本気で学ばないと役立ちそうにもないと感じるようになった。それともうひとつは、覚悟ができ気持ちが座ったことだろう。
しかし、どこか誰かに頼ろうとする気持ちがあるが、決めた以上頑張りぬくという心構えができた。どんなに苦しくてもこの覚悟があれば、大抵のことは乗り切れるように思う。反省改善点も多々あるが、結果オーライとしよう。
今年の月から「産業カウンセラー資格取得」勉強会に参加している。月にヶ月の講習が終了したが、今でも週間に度集まって、情報交換や学習をしている
年齢は40代~50代。主婦や会社員で構成されており、北は高鍋町、西は都城市、南は日南市からの参加だ。
以前、講師より「君たちは磨きあう仲間だ」と言われた。確かに、ひとつの目的に向かって技術や知識を磨いていく仲間であり、ライバルでもある。
空いた時間をつかって、皆ギリギリのところで頑張ってきた。連帯感も感じている。
これからどんな関係をつくっていくのか。楽しみである。
振り返ってみると、これまでいろんなつきあいはしてきたけれど、「磨き合う仲間」という付き合いはなかったが、
もしかしたら、友人知人もある意味、磨き合う仲間なのかも知れない・・。
友人が「うつ病」となった・・。大学生の息子さんを始め人のお父さんでもある。
自身の容量以上の仕事を任され、断ったにもかかわらず、「どうしても断れずに・・」・・
現在は、友人の症状も落ち着いているが、過重労働や人間関係に伴うストレスによる健康被害の話は後を絶たない。
厚生労働省が社団法人日本産業カウンセラー協会へ委託して運営されている「こころの耳」サイトが評判がいいと知人から紹介してもらった。
セルフケアの話や自己診断、Q&A,チェックリスト等のツール。メールによる相談も時間受け付けている。
知人もによる相談をして返事をもらったとのことだ。
困っている方がいたら、ぜひ紹介したいサイトだ。
アクセスは、こころの耳 URL:http://kokoro.mhlw.go.jp/