あしたのタネをまく、アシタネブログ!

今日よりちょっといい、明日にしませんか

梅田から宮崎へ、夜行バスの旅

2015年11月11日 21時18分00秒 | シニア産業カウンセラー



地下鉄東梅田駅前にある高速バス乗り場からみた風景。

現在、シニア産業カウンセラー育成講座を受講のため、大阪や東京、名古屋、福岡など、いろんな都市をまわっている。

主に飛行機だが、フェリーや高速バスを使っている。今回は、高速バスで大阪梅田から、宮崎市まで、移動した。



この場所は関東や東北、九州方面まで数多くのバス路線の起点となっている。



バスのナビと運転手による連携でスムーズな運行ができている。私の乗る宮崎行きのバスは20:05に出発予定。



22:34。兵庫県赤穂市付近。バス内には、数名程度の老若男女が乗車していた。



横3列シートとなっている車内。結構過ごしやすい。



山陽自動車道、福石PA(岡山県備前市)にて、1回だけのトイレ休憩。



7:30。ここは宮崎県田野町。以前東京から大阪へのバスで移動した際は、出発時間が22:00だった。またお酒のせいかぐっすり眠れたが、今回のバスの旅では2時間毎に起きたが、トータルの睡眠時間が長いためか寝不足という意識はない。



8:10。約12時間のバスの旅終了後。バスの到着地、宮交シティから、歩いて知人宅に停めてあるマイカーへと出勤のため急ぐ。


母と過ごす大阪、旅日記

2015年11月03日 20時59分00秒 | シニア産業カウンセラー



(うろこ雲がきれいな空)

大阪でのシニア産業カウンセラー育成講座は、今年3回目の参加。少しづつ時間の使い方が上手になってきた。研修日前日に大阪へ着いた私は、朝食後母の家から、レポートをまとめるために1キロ先のマックまで歩いた。



早速、テーブルに着くと研修のための資料をまとめる。



昼からは、母と近くの川へ散歩に出かけた。



鳥たちが、獲物を探して川面に漂う。子ども達は河原で遊ぶ。どこか懐かしい風景。



遠くの並ぶツインのホテルは、昨秋母の傘寿祝いの際、家族で宿泊したホテル。



翌日の日曜日午前8時30分。新大阪駅近くになる研修会場へ約1時間。南海電鉄を乗り継いで向かう。



帰りの夜行バスに乗るため梅田駅へ。
田舎者の私でも、少しづつ交通機関の利用の仕方が理解できるようになった。これから、更に大阪の街を楽しみたい。


大阪へ研修旅行、旅の写真集

2015年10月21日 20時32分00秒 | シニア産業カウンセラー



シニア産業カウンセラー育成講座参加のため、宮崎空港から、新大阪へANAにて旅立つ。



久しぶりのプロペラ機。揺れることもなく、快適な旅だった。



大阪城の上空を過ぎ、着陸準備へ。



伊丹空港着。モノレールより、乗り込んだ飛行機を撮影。



モノレールは新千里駅へ。



なんば駅にて南海電鉄に乗り換え。初日は義弟と母の待つ、忠岡へ。



2日目。忠岡から新大阪駅へ。



新大阪駅から徒歩10分にある研修会場。研修は、朝10時より午後5時まで。講師は東京慈恵医科大学 小野准教授。発達障害・パーソナリティ障害についての講義。働く人の病気に対する支援や職場環境について学んだ。



研修が終わって、宿泊する伊丹空港ホテルへ午後7時着。



月曜日、午前6時40分。飛行機の見えるレストランで食事。



和定食 309円。かなりお得です。



いよいよ搭乗手続きへ。



今日は、大阪から宮崎の会社へ出勤。初めての経験。



兵庫県上空。もうすぐ明石大橋上空。



午前8時。いよいよ宮崎空港着予定。

2泊3日の旅。晴天に恵まれ、いい旅となった。


「シニア産業カウンセラー」資格取得講座、2回目の受講。

2015年09月03日 06時56分43秒 | シニア産業カウンセラー

「シニア産業カウンセラー」資格取得講座を受講している。大変厳しいとは聞いていたが、結構、時間と費用のかかる講座だ。どう捉えるかということもあるが、2回の講座を終えたばかりの私には、道が遠いように感じる。

講座は、1ヶ月ごとに講座の案内と受付が行われる。参加枠より申込者が多い場合は、抽選にて受講者が決まる。受講が決まった場合は、決定通知を受取り、事務局から課題を示される。内容は、テーマに従って事前学習をスタート。課題図書を読了し、2,000文字程度のレポートを提出する。

この間2週間。その後、翌月の次の課題に取り掛かり、研修日を迎える。
研修後は、講座中のメモをまとめ、講座後のレポートの作成。この繰り返しである。ちょっとした通信制学校に通っている感じだ。

課題や学びを整理するため、朝2時間、夜1時間をつかって、そして土日には平日にできなかったところに集中する。イベントや会合や雑務があると更に忙しくなる。こんな状態があと2年半続く、そして費用もかなりかかるかと思うと、ひとつひとつを大切に学んでいくしかない。焦っている訳ではないが、できる時にやれる程頑張りたいと思う。いつかしたくてもできない時が必ず来ると思うからだ。

この学びが、働きつづけるスキルとなるのか。人や企業の役に立てる仕事ができるのか。起業は可能か。不安と期待が交差する。しかし、前に進むしかない。不安から逃れるには、より学び自分自身を磨き人の役に立てるスキルと経験を積んでいくしかない。この50代の挑戦が、きっと未来につながると信じている。


羽田空港から新橋まで43分で

2015年08月18日 18時53分00秒 | シニア産業カウンセラー

2015年7月から参加しているシニア産業カウンセラー育成講座。8月の研修場所は、新橋に研修場は9時30分受付の10時スタート。研修案内には、遅刻は「厳禁」と書かれてある。

7月の研修場所は目黒区であったため前泊した。 会場である新橋は、遅刻するかしないか微妙な場所である。東京在住の方や関係者に話を聞くも、ぎりぎり間に合うとのこと。しかし、飛行機の発着が毎回遅れることを経験している。その上、飛行機の駐機場は、出口から一番遠い場所にある。


(東京モノレールの乗り場)

不安になって、7月の研修では今回の移動に備えて、駐機場からモノレール乗り場まで時間を測った。走って約10分。そしてモノレールが浜松町まで25分。そしてタクシーで5分の予定で、ギリギリ到着と見積もった。

もし何かトラブルがあったら遅刻は免れない。不安がよぎったが、変な自信があって、予定通り決行することとした。

8月8日7時35分宮崎空港を予定通り出発。案の定、飛行機の到着が5分遅れた。9時15分、後部座席なので、室外へ出遅れたらどうしよう。空港内で道に迷ったら・・と不安が脳裏をかすめた。やるだけやってみようと気持ちを切り替え、飛行機の到着を待つ。9時15分いよいよ到着。いよいよレーススタートだっ。


(空港内のモノレール乗り場を示す案内板)

競走馬がゴールを目指すように、駐機場から小走りで連絡通路を通り、モノレール乗り場まで急ぐ。走れ!走れ!途中、道を間違いそうになりながらも、モノレールに滑り込む。

この間約12分。そして45秒後、モノレールは出発。もし1分遅れたら、間違いなく遅刻だった。 モノレールは浜松町へ。 9月28分出発、浜松町駅に9時43分着。


(天王洲アイルへ向かっています)

その後、急いでタクシー乗り場へ。初めての浜松町駅、ここでも別のフロアーに行きそうになるが、なんとかタクシーに乗ることができた。優しそうなタクシードライバーさん。関係者から教えてもらった「御成門交差点」と指定し、ドライバーさんよろしく♫。

5分後目的地周辺に停車。なんと、運よく信号が青。小走りで目指すビルヘ向かう。会場は4階。エレベーター乗りながら気持ちを整え、そのまま受付へ直行。

みんな席に着いていた。最後のひとりらしい。時計を見ると講座開始5分前。なんとか間に合った。偶然が重なり、無事ここまで来ることができた。暑い夏に肝を冷やした朝の出来事だった。

ここで気力を使い果たし、講座ではダウン・・・ということはありませんでした。 めでたしめでたし。


学ぶことに飽きないように・・・。

2015年08月08日 07時48分53秒 | シニア産業カウンセラー

7月より、キャリア支援を更に深めるために、毎月県外へと自費で研修にいくことに決めた。
理由は、人生の中で苦しい時期は、みんなある。そんな時に、なんとか役に立ちたい。頑張る人たちのために力をつけたい・・。そんな思いからだ。本人の支援はもとより、その人の環境(仕事や生活環境)への介入もおこなっていきたい。

6月よりこの講座はスタートした。課題図書の熟読と、課題レポート(2000文字)の提出。講座は1日6時間、2日にわたることもある。講座後、終了レポート提出。そして、振り返りの学習。毎朝2時間つかって、ひとつの1講座を終えるのに1ヶ月かかった。それでも、定期的に内容を見直していかないと、何も残らないだろう。

現在でも次の講座の準備では時間が不足し、昼休み時間、仕事から帰っての時間、ボランティアの合間を縫ったりしながら頑張っている。毎日結構きつい・・・。しかし、学ぶことで、変わっていく自分がわかるため、そんな自分に励まされている。

学ぶことに飽きないようにと、今、文房具にこだわったりしている。明日、8月8日は、新橋で研修がある予定なので、その後日本最大の文房具店、伊東屋、銀座本店へと足を伸ばす予定。




(文字に書き起こすと学びが深まるようだ)


「いちゃりばちょーでー」沖縄旅行_5月31日

2015年06月07日 22時06分00秒 | シニア産業カウンセラー



旅も3日目。最終日は、分科会。私は「産業カウンセラーが関わるキャリア教育とは」に参加した。午前と午後の4時間30分。高校生や大学生へのキャリア支援(生き方支援)について学んだ。


教育を意味するeducationの語源は、educationの 「e」は、外へ. 「duc」は、導く をあらわし、人の 能力を導き出すという言葉通り、引き出す力をどうつけるか。その具体的な方法を事例を通して聞くことができた。詳細は後日、このブログで紹介したい。



キャリアコンサルタントの講習会講師、衣川氏。自分自身で「気付かせる」「考えさせる」ことを学んだ講師。現在は社会福祉法人の理事長として活躍されている。



産業カウンセラー協会の前会長安藤さん。産業カウンセラー養成講座の際、講師として宮崎に来宮。3年前、産業カウンセラーは、部屋から出て事業所へと入っていかなくてはならないと教えてくださったことが今でも印象に残っている。



会場の沖縄コンベンションセンター(宜野湾市)中庭にあったパイナップル。

短っかった3日間。晴天にも恵まれた。たくさんの出合いがあり、多いに学んだ(大会後、ノートにまとめたが、22ページもあった)。また、長女が2日間ドライバーや案内役としてフォローしてくれ、更に良い旅となった。

この旅を通して、自分の中で決意のような確信がまたひとつ持てたように思う。また、自身のスキルアップのために、シニア産業カウンセラー育成講座を受講を考えていたところ、妻からは、大学に行ってなかった分、大学へ行くと思って頑張ったらと背中を押されたこともあり、受講することを決めた。

キャリアコンサルタントとして、今後も力量を高めていきたい。


第44回産業カウンセリング全国研究大会in沖縄へ。

2015年04月26日 07時00分17秒 | シニア産業カウンセラー



第44回産業カウンセリング全国研究大会in沖縄が5月30日から沖縄コンベンションセンターで開催される。私は、これまで全国大会に参加したことはなく、初めての大会参加に胸躍らせている。

日程は、29日(金)空路10時過ぎに沖縄へ到着。13:30からは、大会に先立ち職能別学習会の開催。私は「災害支援・災害ボランティア活動学習会」を選択した。夜には交流会に参加。未知の出会いか楽しみである。



30日(土)午前中は、長女と那覇市内見学。昼より、開会式。そして基調講演へと続く。
基調講演は、江花 昭一 氏(神奈川大学保健管理センター長(特別教授)・産業医)。
特別講演、平田 大一 氏(沖縄県文化振興会 理事長・南島詩人)。



31日(日)は分科会と閉会式。分科会テーマは、「産業カウンセラーの実践力を高めるには」「産業社会の期待に応えるには」「新たな事業の取り組みについて」「産業カウンセリングにおける研究活動とは」「産業カウンセラーが関わるキャリア教育とは」の5つの分科会の中、迷った末キャリア教育分科会を選択した。詳細は以下の通り。

産業カウンセラーが関わるキャリア教育とは
コーディネーター、渡部 昌平さん(秋田県立大学 准教授)
ナビゲーター、和田 幸子さん(協会常務理事)

(案内文より)
産業カウンセリングの「対象とする人」(産業カウンセラー養成講座テキスト)として、「現に働いている人だけでなく、働くことを求めている人にも進路指導や職業選択などの援助を行う。」とされている。

働くことを求めている人の多くは中・高校生や大学生が大半であり、彼らはそれぞれの学校の教育課程に身を置いている。彼らに対して、産業カウンセラーはどのような働きかけをするべきであろうか?就職相談も重要な役割であるが、それだけで十分なのであろうか?

働く人に求められる能力について経済産業省は「社会人基礎力」を提唱している。その力を伸長させるために必要な「キャリア教育」について、文部科学省は「幼児期の教育から高等教育に至るまでの体系的なキャリア教育の推進」(「キャリア教育・職業教育のあり方について」(中央教育審議会答申、2011年1月31 日))が必要としており全ての学校においてキャリア教育を行うことを推進している。

このような流れの中で、産業カウンセラーもその専門性を活用して、各学校におけるキャリア教育に積極的に参入することが求められるのではないだろうか。そこで、この分科会では、学校での実践事例を報告してもらい、その中からキャリア教育にいかに関わることができるかについて多面的な理解を深めたい。

1,定時制高校での授業【ヒューマンリレーション】について
上信越支部 大小原 利信氏

2,産業カウンセラーが関わるキャリア教育とは
東関東支部 長谷川 茂氏

3,大学における、グループワークを中心としたキャリア教育
神奈川支部 森山 貴代氏

4,産業カウンセラーが関わる大学キャリア教育
関西支部  八木 章氏

5,鹿児島県立高校進路室で働くいちキャリアカウンセラーの体験
九州支部  東 均氏

あと、一ヶ月。事前準備をして、気付きと新しい縁を持って帰りたい。


会員学習グループをつくりたい。

2015年04月19日 19時19分17秒 | シニア産業カウンセラー



(主宰した勉強会の仲間との集いにて)

産業カウンセラー協会の会員になって、3年。この間、会のお世話役や九州支部の研修会などに参加し、さまざまな方と意見を交わした。また、「産業カウンセラー」「キャリア・コンサルタント」資格取得の勉強や受験者への支援などにも関わり、会員の皆さんが何を求められているのか、そしてこれからこの有資格者がどう活かしていくべきかということも、自分なりの羅針盤を持てるようになった。

何か自分にできることをしてみたいと考えると、ココロがとときめいてきたところ。そんな折り、産業カウンセラー協会の内部規定にある「会員学習グループ」の存在を知った。この学習グループの運営については、ある程度自由裁量が可能で、参加者には更新ポイントが付与できるという。現在、九州でも数グループが活動している。

それであれば、ぜひ宮崎でも立ち上げたいと思った。理由は、ひとりで勉強するには時間も費用もかかるが、人数がそろえばスケールメリットもでてくる。宮崎にいながら、日本の先端の技能や知識を学ぶことも可能だ。

現在の私案の段階だが・・

■目的
産業カウンセラー資格者として学びを深める
(産業カウンセラーの役割)
メンタルヘルス対策への援助
キャリア開発への援助
職場における人間関係開発への援助
 
■活動方針
2月に1回(120分)の学びの時間を設ける。
必要経費は、会費で賄う。
 
■学習内容
講義方式(講師招聘)
経験交流(会員による)
読書会と意見交換会
グループスーパービジョン
 
■日程
5月立ち上げ、承認
6月、8月、10月、1月(一般会員公開)、2月、4月

4月中に方向性などを定め、5月には会員を集め九州支部へ会員学習グループの申請を行う予定だ。
講師と学習者という一方的なつながりではなく、ともに刺激しあうような関係性をもった学習グループをつくりたい。

合否よりも大切なこと

2015年02月07日 05時27分18秒 | シニア産業カウンセラー



(仲間からいただいたバレンタインプレゼント)

平成26年度の産業カウンセラー試験対策講座の打ち上げを2/6に宮崎市内でおこなった。参加者は、宮崎市、都城市から5名が参加した。この他にも大分県臼杵市にあと一人メンバーがいる。

昨年の11月から3ヶ月あまり、月1回の集合学習と郵送による資料提供で支援をおこなった。実際に受験生の皆さんに会うのは4回だったが、悩みを共有し自己開示をした仲間。旧知の間柄のようにつきあいをさせてもらった。

午後7時から午後11時30分まで、尽きることない話の中、楽しいひとときを過ごした。これから合格発表があり、それぞれの1年間の結果がでてくるだろう。残念な結果の場合には、受け止めるには時間がかかる。合否の結果は人間関係には影響しないとは信じているが、少なからず影響はあるだろう。

折角知り合えた仲間。お互い辞書の1ページとしてこれからも、繋がる支援を続けていきたい。それは合否よりも大切なことだと思う。


産業カウンセラー資格試験合格祈願

2015年01月24日 06時40分31秒 | シニア産業カウンセラー



今日は、産業カウンセラー資格試験の日。昨年11月より支援してきたメンバーが受験予定だ。

メンバーの年齢や性別は違うけれど、向上心が強くあたたかい気持ちを持った方々である。

先日、メンバーの全員合格を祈願するため、宮崎神宮に参拝と絵馬の奉納に出かけた。ふと自分が合格祈願をした時のことを思い出した。事故やケガなどしないよう細心の注意をはらっていたあの頃。

今は、メンバー全員の合格を願っている。


ゆめうさで久しぶりの飲み会

2014年12月13日 12時35分48秒 | シニア産業カウンセラー



(一番街のイルミネーションがキレイ)

12月12日(金)仲間うちで忘年会をした。その仲間とは産業カウンセラーで一緒の学んだ同期会メンバー。同期会の名前は「ゆめうさ」。傾聴をベースにした学びということから、名づけたネーミング。

ひさしぶりに会う仲間。本当に楽しかった、あっという間に一次会の5時間が過ぎた。
職場の話や有資格者としての課題や学びなど、話題は尽きなかった。



(12時前の西橘通り。賑やかでした)

その後、私が手配した代行運転会社が来てくれるまで一緒にお茶をしてくれることになり、一同次のお店へ。



(お茶に立ち寄ったお店。こちらも賑やか)

同期生は15名。宮崎で最後の夜間コースのメンバーだ。仕事帰りの疲れた体で7ヶ月間、毎週勉強を続けた仲間達。現在メンバーの6割が産業カウンセラーの資格を生かして仕事をしている。ちなみに土日のコースの方々には、これ程強いつながりや仕事に資格を生かしている方はあまりいないと聞いている。



(2階席にて)

深夜12時を過ぎ、あれ程話したのに、まだまだ足りない気持ちのまま帰宅時間。
この楽しみはまた次回に・・・。


夢がつないでくれたもの

2014年11月12日 11時12分59秒 | シニア産業カウンセラー

夢がたくさんある。全オリジナル曲でおこなうワンマンライブの開催。日本一周旅行など・・。でも一番大きな夢は、40代~50代の人達がイキイキに生きることを支援活動を仕事とすること。

数年前その話を知人に話したら「意味がわからない」と言われた。確かに、わかりづらいよな・・。そう思うようになったのは私が40代の頃のこと。家族を顧みず仕事ばかりして、身体やこころを壊しそうになった時期でもあった。その壁を壊した経験が、その夢への発想に繋がっているのかも知れない。

転機から抜け出すのには、結構時間が必要だった。思い出すとまず手始めに、これまでの人生を棚卸したことが思い出される。これまで生きてきた自分を決算して人生の決算書を作った。それは、自分の人生にまったく自信が持てなくなったからだ。

大きな画用紙に、さまざま視点で振り返りをしたことが思い出される。資産は家族、仕事、友人仲間、今生きてることなどなど・・。負債は、家のローン、病気、欠点・・・。そこから見えてきたもののひとつ、それは年齢も体力も元には戻らない、衰えていく早さだけということ。そこで生きるテーマを決めることで、弱い自分を乗り越えようと決めた。そして「磨く」というテーマを作った。そして今ある自分の健康やスキルとキャリアに磨きをかけようと思い具体的に動くことにした。

まず、毎朝1時間早く起きて自己啓発のための読書を続けた。毎回本を5冊借りてきて、ノートにまとめた。ある程度まで進んだので、そしてこれまで仕事やボランティア活動で学んだことを体系的にまとめることができたらと、生涯学習コーディネーターを学び資格を取得した。自己啓発を生涯学習で、40代~50代の方が生きやすくなるセミナーを通して、支援することができるのではと考えた。

そして、更に学びを深めたいと産業カウンセラーの勉強を1年間かけておこない資格取得。ここではある理論との衝撃的な出合いがあった。

それは、米国のキャリア研究者、ドナルド・E・スーパー(Donald E Super)の理論。キャリアとは、人生のある年齢や場面のさまざまな役割の組み合わせ」であるととらえた。そして人々は、自分にとって重要な価値観を、仕事あるいはほかのライフ・ロール(役割)において達成しようとするということを実証した。

深い意味は理解できなかったものの、目の前の霧が晴れたように感じた。
これまで生涯学習という切り口で支援しようとしていたが、40代~50代は仕事のこと家庭のこと、親のことなど、学びに避ける時間やゆとりはない。それに第一面倒くさい。

それなら、仕事を通じて精神的・経済的な自立や生き甲斐や働き甲斐を支援することが、40代~50代を支援することに繋がると思い、キャリアコンサルタントとして活動することが夢の実現の一歩だと確信した。

産業カウンセラーの講習が終わると同時にキャリアレインボーと名付けた活動組織をつくり、自分にできる支援を開始し今年で3年目を迎える。そして、念願叶って今年4月からそのキャリアを積める職場へと転職。仕事として自立支援ができる立場になった。来年には、経済面から40代~50代を支援できるようファイナンシャル・プランニングの勉強を開始した。

55歳の私。記憶力も衰えがちであるのは志と努力する気持ちだけ。不安な面も多々あるが、ひとりでも多くの方の支援ができるよう頑張りたい。神様、仏様、見守っといて下さい。


産業カウンセラー試験対策講座スタート

2014年11月07日 23時08分30秒 | シニア産業カウンセラー

日本産業カウンセラー協会が主催する産業カウンセラー資格取得試験が来年行われる。試験では実技と学科試験の2つの試験があり、合格率は7割程度と言われている。
7割というと比較的簡単なようだが、再受験生も多いこと、受験生のレベルが全体的に高いことなどから、狭き門となっている。
もちろん社会保険労務士試験などとはレベルが違うが、一般社会人を対象として試験としては、難しい方はないかと個人的に考えている。講習会は試験問題をつかった勉強と1週間ごとに試験までの3ヶ月間行う予定。

この産業カウンセラー資格試験やキャリアコンサルタント資格試験への支援は今年で3年目。モチベーションづくりから、模擬試験までを行っている。今夜は4名の方が参加。
最初不安だった参加者の顔が、終了時には希望に変わっていたことが、なによりもうれしかった。
この支援を通して、参加者の皆さんが更にイキイキとなれるように、頑張りたい。

話は変わるが今夜、10時に自宅に帰ると、次女の就職が決まったとのこと。
うれしいことがふたつも重なり、今日はいい一日になった。



「心を育てるとは、何か」 国分康孝氏の説明はわかりやすい。

2014年10月01日 02時55分59秒 | シニア産業カウンセラー

先日、あるセミナーに参加した方に抽選で、本が当たるという企画があり、応募。
そして本が郵送されてきた。

プレゼントに当たったのは、もちろんうれしかったが、本の内容が表題のテーマがわかりやすく書かれてあって、この本の存在を知ることができて本当によかったと思っている。
それでは、内容の一部を紹介しよう。

「心を育てるとは何か」

 心理学者は心ということばは使いたがらない。心は漠としてとらえどころがないので測定しにくいからである。思考や感情、行動というのは心より具象的だから測定の対象になる。

そこで思考・感情・行動を総称して「反応(レスポンス)」といっている。日常語でいう「心」とは、心理学でいう「反応」のことである。

 したがって、心を育てるとは反応の仕方を学習させるという意味である。友人をからかっている小学生は「相手はいじめられていると感じているかもしれない」とは考えが及ばない。すなわち相手の身になるという反応がとれないのである。それゆえ教師が「○○君は君にいじめられていると誤解して、明日から学校に来るのがいやだと思うかもしれないよ」と反応(思考)の仕方を教える必要がある。

 人間にはよくなる力が内にひそんでいるから、ああせよ、こうせよと教えなくても成長するという思想もあるが(来談者中心療法)、ああせよ、こうせよと条件づけしていかないと反応の仕方は豊かにならないという主張もある(行動カウンセリング)。

 戦後の日本の教育は児童中心主義に偏向したので(ああせよ、こうせよと反応の仕方を教わらないまま大人になったので)、心の乏しい人間がふえたのではないかと愚考している。「反応の仕方を教えることは権威主義である」とのイラショナルービリーフが心の貧しい人間をつくってしまったといいたいのである。心が貧しいとは反応の仕方がワンパターンということである。

 たとえば誰が死去しても同じ弔電を打つ人が心貧しき人である。恩師の死に対しても団地の碁仲間の死に対しても反応が同じというのは、複数の反応(心の豊かさ)を学習してこなかったということである。つまり、いじめられている子を見ているときも、犬と大が吠え合っているのを見ているときも、反応(感情)は同じということである。

 心の教育とはそれゆえに、複数の思考・複数の感情・複数の行動を学習させることであると、まず結論づけたい。しかし、それだけではない。思考・感情・行動の三つが三点セットになっているかどうか。これが心の教育の第二のポイントである。例を挙げよう。

 自分が上級生に金をせびられていやな思いをした子どもが、やがて自分の下級生に同じたかり方をする。すなわち体験的にたかりはよくないと思っているのに(思考)、人にたかる(行動)わけである。あるいは、いじめはよくないと思っているのに(思考)・・・(ご興味のある方は「カウンセリング心理学入門」にて)