山梨県大月市にある橋(1932年(昭和7年)国指定名勝に指定)で、長さ31メートル、幅3.3メートル、水面からの高さ31メートル、崖の下には桂川が流れています。
現在の橋は、昭和59年に復元されたもので、橋脚を使わず、棟と桁(けた)を何段も重ねて両岸の崖からせり出させてかけ渡してあります。
橋の建造は古く西暦610年。 1400年も前に高さ30mに造った当時の技術は圧巻です。
(猿橋の名前の由来)
今から1400年ほど前の推古天皇の時代に、百済(くだら)の人がやってきて、白い猿の群れが藤蔓(ふじつる)で川を渡るのを見てこの場所に橋を架けたことにちなんで名付けたという伝説に由来しているそうです。
写真は、「橋の日スケッチ大会」の様子。橋のそばにある旅館「大黒屋」(橋の日お世話役)のご主人からいただいた写真。