標準レベルのキャリアコンサルタント試験が8月30日(土)に福岡で実施される。試験対策として、毎朝2時間、昼30分、帰宅後はできる範囲で勉強に集中するよう6月から勉強をスタートした。
試験は5肢択一問題、記述問題、論述問題の3つ。勉強の前半は、論述以外に時間をかけ、2週間程前からは論述に時間と集中させた。
論述については、テーマに従って40分の時間を使って、360文字~400文字内で、論理的に説明するというもの。こちらは、車の移動時間や歩いている時間を使って、言葉にしたり、頭の中でつぶやいたりしながら、問題に答えられるよう準備しているところだ。考え方が論理的でなく苦手な分野なので、苦労が多い。
この歳になると覚えが悪くなり、悪戦苦闘の毎日だが、繰り返し繰り返し覚えることにより、少しづつ知識として定着してきたように感じる。
先日、有名学習塾講師による「記憶の定着のさせ方」「勉強法」について、DVDの視聴をおこなった。そこでいくつかのヒントをもらったので、早速勉強に活かした。
中でも印象的だったのは、勉強について「覚える」次に「わかる」、最後に「慣れる」の3つの手順で、最初は理解はできなくても、まずは覚えて、腑に落ちるところまで考えを煮詰める。そして、それが自然ででてくるまで繰り返し覚えるというもの。シンプルではあるが、この基本動作で確実に脳に定着させることができると感じた。
また、「マジックナンバーセブン」という概念も非常に興味を持った。内容は、人間が一度に覚えられるものは7プラスマイナス2らしい。つまり、一度には覚えられないことを自覚して(私の場合は3つ位・・)、数が多い場合は階層化して、数を減らして少ない数にしてまとめあげることが覚え方のコツらしい。
受験勉強を始めて、2年余り。記憶力や吸収力、思考スピードも、すこしづつ改善されている。それが仕事にも役立っていることを考えると、無駄なことは何もないと思う。昔は勉強嫌いで面倒臭がりだったことを考えると、人生どのように変わるかわからない。否、どう変えるかは、自分次第。諦めそうになる気持ちを抑え、まずは一歩でも具体的に踏み出すことと言い聞かせたい。