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人に会おう。そこから化学反応を生み出そう!

2019年05月16日 05時23分19秒 | まちを良くする活動

5月15日、地域づくりネットワーク協議会のコーディネーター会議に参加した。参加者は約20名。宮崎県内で地域を盛り上げるさまざまな活動、たとえば観光客に対して観光案内をおこなったり、住んでいる町を賑やかにするためさまざまなイベントをおこなうなどの活動を続けている人達である。会議では今年度の計画や新しい組織について報告がなされた。

今回も会議に参加して改めて、人とのつながりの大切さを感じた。何故なら、人と人との話の中で気づきや新しい発想などの化学反応が起きること、大切な情報はSNSやメールではなく対面から入ってくることを再認識した。

地域を変えるのは「よそ者、若者、馬鹿者」と呼ばれるが、地域づくりの仲間はある意味馬鹿者の集まりでもある。普段、出合わない感性を持った人、発想力、行動力を持った彼らを見るとき、馬鹿者と呼ばれる面もあるのだと思う。しかし、その発想力や行動の爆発力、普通とは違う感覚こそが、地域や組織を変える起爆剤となるのではないか。アップルの創業者スティーブ・ジョブズも「Stay hungry, stay foolish」と言っています。これから人や組織、あるいは行政との協働を通して、地域をよりよい未来へとつなぐ仕事がしたいという気持ちが高まり、活動のエネルギーをもらったという印象である。

振り返ってみると地域づくり活動に参加して、今年で42年目。最近思うのは、地域づくり活動参加者が減っていることへの憂慮である。多くの方にゆとりがなくなっていると思う。まずは、参加する人達が仕事(少子高齢化、国際競争の影響は当然ある)やスマホなどメディアなど魅力的なアクティビティ以前に比べ増えてきた、そのためか、地域づくりなどに参加できる精神的にゆとりがない、また、それでも続けたいと思わせるリーダーシップを持つ方が減ってきたことも感じる。

会議などに参加すると、ふと、人間は何のために生きるのか?本質は・・。人間とは・・を考えさせられる瞬間でもある。それは、自分の生き方や考え方を移すこころの鏡のような役割でもある。

当然、自分の体はひとつで多忙を極めるが、優先順位を考えながら、足し算ではなく、かけ算(協働)で活動を続けていきたいと思う。今日は、ひとりごとのようなブログになってしまったが、ひとつ言えることは「人に会う」ことがより重要だと思った1日だった。