ランニング大会に出場するようになって1年が過ぎた頃、男性アスリート『Tむらさん』に出会った。
彼は別大マラソンにも出場したことがある、エリート市民アスリート。
現在はトライアスロンに転向。
年代別優勝をするくらいスゴい人である。
素晴らしい結果を出しているその人の練習も、半端でない。
仕事以外はランニング、自転車、水泳の練習で、いつ在宅されているのか分からない。
「そんなに練習をして、故障したことは無いのですか?」
M見ちゃんの質問に返ってきた答えは…
「とくに無いなぁ。多少足を痛めたら走って治すから。あ…そう言えば、血尿出たことあるわ。オシッコが真っ赤やねん。それに腸から出血したこともあるわ。」
「え?しばらく走れなかったんでしょうね。」
「いいや!医者は練習休めと言うだけや。追い込んだ練習すると内臓から多少出血する。医者は原因不明や言って首をかしげて何回も検査するし、結局ひたすら歩いて治したわ。」
言葉が出ないM見ちゃん…。
「血尿が出た時、どう思ったと思う?」
「わかりません…」
「追い込むことができるようになったってことやし、これで俺も一流ランナーになったなぁと思った。」
「………!」
ア、アスリートは…超前向きである。
確かに…
限度を超えたら、生体反応として体から様々な反応が起きる。
疲労したら回復させる!
そのためには休養と栄養。
M見ちゃんの場合はカステラとオレンジジュース。
カステラは消化が良くて栄養価が高い。
疲労した内臓に負担をかけず、修復に必要な卵に含まれる必須アミノ酸がとれる。
オレンジジュースはビタミンCとクエン酸♪
これもまた、疲労回復を促す。
ただ…
追い込んだ練習をする体力と気力と根性に欠けている。
トレーニングができるように、トレーニング前の体力作りと根性をつける必要性を感じる今日この頃である。