函館の朝はまばゆいばかり(立待岬を望む)
40才代半ばに、BMIという用語を初めて聞いた。「BMI20はちょっとやせ過ぎかも」と、職場で行われた健康セミナーの講師から申し渡されたのだが、私はどういう意味か理解できなかった。もともと痩せだったから。
それから20年、体重計に足をかける度に、私の体重は少しずつ減り続けた。とうとう17ギリギりまで近づいてしまった。決して節度ある生活をしてきたのではない。脂肪肝の常習者で、以前のブログに書いたように前立腺ガンにもなった。
ネット専門家の見立てによると、この数値は若者なら問題ないが、アラセブンティにたどり着きそうな年齢なら、ガンなどの病気になる確率が高まるのはもちろん、長生きできないフレイルの体、つまり虚弱体質そのものなのだという。17のどこが怖いものか、とせせら笑っている場合でないような気が・・。
それでもなお、私は自分のビクビクする心を押さえつけ、よけいなお世話だと言い続けている。そういう性格なのだ。それにしても、この歳で年齢相応の体重になるため10キロ以上も増やそうとしたら、かえって、病気だらけの老後になるんじゃないだろうか。(2021.10.8)
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