黒猫 とのべい の冒険

身近な出来事や感じたことを登載してみました。

ストレスに強い?

2014年09月02日 13時58分22秒 | ファンタジー

 交感神経が働くのは、身体を動かすときや緊張したとき、刺激を受けたときなど。また、交感神経は、ストレスを感じたときなどにも優位になり、男の場合、大脳の視床下部に作用を及ぼして、精巣に「男性ホルモン(テストステロン)を分泌するな」と指令するので、ホルモンが出なくなる。さらに副腎皮質から出るステロイドホルモンが脳の扁桃体に作用して、うつ状態を助長する。したがって、年取ってから、若いころのように無理をするとストレスとなり、うつへ進んでしまいかねない、とある保険会社のパンフに記載されていた。
 これには多少の疑義がある。若いころに比べ、肉体的に耐久力が減退したのは間違いないが、経験を積んだ分、精神的には忍耐力が増している、つまりストレスに強くなっている、と思うのだが、いかがだろうか。
 それはともかく、目からウロコなのは、男性または女性ホルモンが減少することによって、男女とも更年期が訪れるのは仕方がないが、そうなったときの境地というか生き様というのが男女間で決定的に異なること。それは、女性の場合、女性ホルモンが減少するとアクティブになり、男は男性ホルモンが減ると老け込むのだという。
 ホルモンという物質はなんと強力で、ヒトとはなんと単純な生き物なのだろう。この自然の摂理に逆らってもいたずらにストレスを増進させるばかり、と観念し、男の場合、だらだらとリラックスしているとき活性化する副交感神経の働きにより、せいぜい精巣に刺激を与えてもらうしかないのである。(2014.9.2)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中途半端な知的動物 | トップ | シャイン・ア・ライト »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿