〈1月10日 はなの写真〉
父さんが寝るときはいつも、はなといっしょだ。今晩、数千回目の階段登りは、これまでになく足どりが重かった。ようやく寝室にたどり着きベッドに横になろうとして、父さんは思わず叫び声を上げそうになった。サイドテーブルに、はなの顔が浮かんで見えたのだ。
すると、母さんはこう言った。「父さんがあんまり悲しむから、はなの骨つぼを運んできたよ」
昨日は椅子に座っていて、右ひじがコツンと硬いものに当たった。ぶつかるようなものは何もなかったのに。
今朝目覚めたときは、左肩の内側をちょこんと突付かれた。もちろんそこには誰もいなかった。
はなは、泣きムシ父さんが心配で、おちおち休んでいられない。(2023.1.16)
すると、母さんはこう言った。「父さんがあんまり悲しむから、はなの骨つぼを運んできたよ」
昨日は椅子に座っていて、右ひじがコツンと硬いものに当たった。ぶつかるようなものは何もなかったのに。
今朝目覚めたときは、左肩の内側をちょこんと突付かれた。もちろんそこには誰もいなかった。
はなは、泣きムシ父さんが心配で、おちおち休んでいられない。(2023.1.16)
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