心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

囲炉裏端展

2007-11-04 | つれづれ


昨日に続いて甲骨文のお話を~と思ったけれど、また明日にして、今日は・・。
書の先輩の桃太郎さんから、出品しているので久々に‘飲みがてら’来ない?との
お誘いを受け、神奈川県藤沢にある遊行寺 蔵まえギャラリーに出かけた。

駅から徒歩6分の所にある、蔵を一部改造してできたギャラリーだった。
思いがけず藤沢の裏通りを歩くと、文化の香り漂う街並みに足取りも軽く。

遊行寺といえば、先月20日に「宮沢賢治の世界」の語り芸の会があった場所。
そしてこのギャラリーは、確か何年か前に新聞記事で紹介されていて、
どこかに切り抜いて取ってあったギャラリーだった。
なんだかご縁があるのかな~と、もうそれだけでうれしくなった。

油絵、*インスタレーション、ガラス工芸、書の総勢11名の作家の方々の作品が
展示されていて、靴を脱いで畳の部屋を通り、蔵の内部(写真)にも
思わずぷっと吹いて笑ってしまうような、インスタレーションが並んでいた。

たとえば・・健康診断の結果の紙が置いてあり、その上に青い豚の貯金箱が。
そしてその横に、「カンパしてくれたらダイエットします」って書いてある。
はたまた「道」というタイトルの横を見ると、土間の壁の隅っこに、
細い道らしきものができていて、そこに小さな鼠のオモチャが並んでいる。
階段の下の隅っこにある箱には「青春の封印」?とかいうタイトルがついていて
何が入っているんだろう?と覗いてみると、イチジク浣腸の空き箱が2つ。
おもしろい! 楽し~い! なになに?ってワクワクした。

畳の部屋では、作家らしき独特の雰囲気を持った方々が集まって、何やら
楽しそうに語り合っていらっしゃる。 
いつもなら図々しくお仲間にいれて頂くのだけど、桃太郎さんとご友人と
‘飲み’の約束があり断念。急ぎ茅ヶ崎に向かい、ご友人行きつけのお店で合流。

そのお店のオーナーは、茅ヶ崎で有名な「えぼし」の名バイヤーであり料理人であり
あの南瓜プリンを開発された方と伺い、四人であれこれ話も尽きず満腹大満足大感動。

好きなことがあると、いろんな所で人もご縁もつながってるんだなあと実感。
たのしかった~

*インスタレーション:現代美術の表現方法のひとつ。作品を展示する空間と有機的に
関連づけることによって、その総体を芸術的空間として提案すること。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする