知れば腹も立つが、知らないから仏のように平静でいられる。
転じて、本人だけが知らないで平然としているのを、あざけっていう語。
(大辞泉より)
後半の意味は考えずにいると、なんていいことば!って思う。
人はどうしても他人のことが気になるし、比べたがる。
だからテレビのワイドショーは、人の弱い面、失敗した場面、不幸な出来事、
あるいは幸せそうな人も羨む表情を連日放送する。
比べて損をするのは自分なのに・・・。
知らぬが仏。
誰かの中傷や噂話も知らなければ、自分の目や心で相手と向き合えるのに。
知らぬが仏。
時はゆっくり流れ出し、心穏やかで豊かでいられるのに。
知らぬが仏。
もっと自立した自分に出会えるのに。
知らぬが仏。
自分に必要なものが見えてきて、自分を大事にしようと思えてくるのに。
知らぬが仏。
内なる自分に気づいたら、まわりの人に失望しなくなるのに。
知らぬが仏。
知らぬが仏。
雑音はなるべく聞かないようにしよっと。