「風」 (半紙1/2)
風薫る五月
風はいろんな顔を持つ。
世界を旅しながら、太陽や雲と響きあい、自分を表現し続ける。
大空をゆく風と、小さな草間にそよぐ風は、
知り合いなのだろうかとか、言語は同じなのかなぁとか
いやいや、きっと親戚なのかもとか・・・ふと思う。
若い頃は、ジェットコースターは両手離しで乗るのが快感だったけれど、
たぶん今は、躊躇しちゃいそう
若い頃は、大空をゆく風を、どこまでも追いかけていたけれど
たぶん今は、体に感じる風を確かめているってとこかな。
久々に開いた八木重吉の詩集。
たくさん付箋がついているのに、まっさらなページにあった一篇の詩。
さがしたってないんだ
じぶんが
ぐっと熱がたかまってゆくほかはない
じぶんのからだをもやして
あたりをあかるくするほかはない
「きょうの風」は、今の私に響いたこの詩をイメージして。。。
もっと広々とした風を書きたかったけど、今はこんな感じかな
風薫る五月

風はいろんな顔を持つ。
世界を旅しながら、太陽や雲と響きあい、自分を表現し続ける。
大空をゆく風と、小さな草間にそよぐ風は、
知り合いなのだろうかとか、言語は同じなのかなぁとか
いやいや、きっと親戚なのかもとか・・・ふと思う。
若い頃は、ジェットコースターは両手離しで乗るのが快感だったけれど、
たぶん今は、躊躇しちゃいそう

若い頃は、大空をゆく風を、どこまでも追いかけていたけれど
たぶん今は、体に感じる風を確かめているってとこかな。
久々に開いた八木重吉の詩集。

たくさん付箋がついているのに、まっさらなページにあった一篇の詩。
さがしたってないんだ
じぶんが
ぐっと熱がたかまってゆくほかはない
じぶんのからだをもやして
あたりをあかるくするほかはない
「きょうの風」は、今の私に響いたこの詩をイメージして。。。
もっと広々とした風を書きたかったけど、今はこんな感じかな
