北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2015.5.17 『昆布岳』(1,045m)
今朝豊浦の『昆布岳』登山口近くの林道で目覚めた。
私の車中泊登山では、年間数十泊を繰り返すが、どこに行っても誰も来ることがなく、快適に過ごせる場所があるものだ。
今朝はゆっくり起きて、7時50分スタートで『昆布岳』に登った。
回を重ねて登ってきた山だが、今回は初登となるHiromiの希望だ。
空はどんよりと鉛色の雲に覆われ、重苦しい。
風も強く冷たい。
とっても天気予報で言うほどの天候は期待できず、足速に歩を進めた。
登山道には思ったより雪が残っており、若干期待したタケノコはまだ早かった。
この山ではちょうど5合目という絶妙な地点に、「メガネ岩」という奇怪な岩がある。
休憩及び記念撮影ポイントだ。
それを過ぎると多少のアップダウンを繰り返しながら、徐々に高度を上げていく。
そして8合目からは急登が続くものの、たいして長い距離ではないので、じっと辛抱して歩を進めるうちに頂上に飛び出す。
視界のきかない笹の回廊を登っていきなり飛び出す頂上は、360度遮るもののない世界に感嘆の声を上げることになる。
今日は頂上でヒョウが降り出した。
短時間で終わったが、どうりで寒いはずだ。
今日もインスタントラーメンを食べて下山を開始。
急傾斜ではない登山道の下りだと、Hiromiは速い!
ウドを探しながらあとをついていくのが容易ではない。
それでも女房への土産程度は確保して下山。
総行程3時間半の短い山旅を終えて帰途に着いた。
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2015.5.16 『ワイスホルン』(1,046m)
道道「倶知安~ニセコ線」のゲート右横から入る林道がある。
それを伝って『ワイスホルン』を目指すことにし、11時にスタートした。
『アンヌプリ』への舗装された道道とは違い、こちらの林道はまだ殆どが雪の下だ。
ただ『ワイスホルン』へは南斜面に取り付かなければならないため、下部は雪が消えている。
ところが小さな橋を続けて二つ渡った時だった。
Hiromiが「今ピンクテープがあって、登山道みたいだったけど」と言い出した。
私はそれを見落としていたので、少々引き返して確認することに。
そして確かにある、沢沿いに。
う~ん…
それに足を踏み入れることにした。
その登山道は、昨秋笹やその他のブッシュを刈り払ったように思われる。
道は沢沿いに、とにかく強引につけられていた。
ほぼ90°の斜面のトラバースあり、沢中の歩行あり。
しかしそれも長くは続かず、雪渓が現れたので、沢から離れ雪渓伝いに上を目指すことにした。
ところが登っていくと、ところどころにピンクテープの目印があるではないか。
そして上部の雪渓が切れたところには、ハッキリと再び登山道が現れた。
しかし殆どがまだ雪の下だ。
従って登山道の存在は必要なく、ひたすら豊富な雪を踏みしめて頂上を目指した。
スタートして2時間弱で『ワイスホルン』のピークに立った。
今は閉鎖したと思われるスキー場を従えたこの山は、初登の私にとって予想以上に素晴らしかった。
何が素晴らしいって、登路で背後に迫るようにそびえる『ニセコアンヌプリ』と『イワオヌプリ』の迫力ある風景や、頂上から見るニセコ連峰と『目黒内岳』~『雷電山』のうっとりするほど美しく、雄大な風景。
いやあ、ここに登って本当に良かったと思える山だった。
また大雲海も素晴らしく、遠く雲海の上に頭を出す『積丹岳』~『余別岳』、『余市岳』、『無意根山』、『羊蹄山』などが、愛おしく思えてくる。
頂上ではいつものようにインスタントラーメンをすすり、誠に豊かな気持ちで下山を開始した。
次回は秋に訪れてみたい一座となった。
最後に、このような素晴らしい山に、貴重な時間と労力を費やし、登山道を開削または維持管理される関係方面の方々に、心より感謝申し上げます。
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2015.5.16 『ニセコアンヌプリ』(1,368m)
この週末は金曜の夜出て倶知安に向かった。
天気予報がばっとしない中、なんとか山の姿でも見られれば、と消極的希望を抱いての出発だった。
倶知安から道道「倶知安~ニセコ線」に入ってすぐの案内板、「倶知安~ニセコ線は冬季通行止め」。
やっぱりねえ…
「倶知安~ニセコ線」はニセコ連峰の東斜面に刻まれているので、雪解けが遅い。
嫌な予感は的中した。
通行止めのゲートそばで車中泊。
もう遠回りをして五色温泉まで移動する気はなく、翌朝ゲートから歩くことにした。
土曜の朝7時半スタートで、『ニセコアンヌプリ』を目指した。
長いアスファルトの道を歩いていると、樺戸山地の『ピンネシリ山』を思い浮かべる。
夏道の登山口までは行かず、『アンヌプリ』から北に伸びる尾根に取り付き、急登を経て頂上へ、と言いたいが、頂上手前でハイマツがむき出しとなり、がむしゃらに漕いで進む気にはなれないので、そのまま下山した。
辺りを覆うガスが風の流れにより、流れて時折下界の景色を見せてくれる。
ガスの合間から見る風景は、なかなかの高度感だ。
10時半駐車地着。
まるで当てにしていなかった天候が、思いの外良かったので満足。
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