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2024.10.26 『宇佐美』(ウサミ・194m) 周遊林道にのって紅葉を楽しむ
先週の土曜日、
栗山町の「天狗山」で、
素晴らしい紅葉を楽しんだ後、
同じく栗山町桜丘に移動した。
そして農道を走り、
最奥の「桜山池」入口の広場に駐車。
ここを起点に、
「桜山池」の周囲を大きく回る、
「桜山本線林道」を歩きながら、
周辺の紅葉を楽しむことにした。
林道入口のエゾシカ防護柵扉を開けて、
ゲートのない林道を歩きだした。
この直前の「天狗山」麓で、
ハンターによる銃声を耳にしていたので、
赤いシャツを着て誤射に備えた。
この一帯はモミジが少なく、
クヌギや白樺と言った樹木が多いので、
紅葉も赤ではなく、
黄色や茶色に染まる部分がほとんどだ。
しかしそれはそれで美しく、
紅葉の時期になると、
ここにも足を踏み入れることになる。
「桜山本線林道」は、
一旦北に向かった後、
弧を描いて東向きに変わる。
その時点で左手の藪に入り、
三等三角点「宇佐美」。
小高い丘のような三角点ピークだ。
そしてこのピークの北側には、
「栗山ダム」の施設とダム湖がある。
三角点ピークを踏んで、
再び林道に戻って歩く。
この辺り一帯の山は、
ほとんどが王子製紙の社有地で、
ここでの林道作業は全てその子会社が担っている。
従って、あちこちに「王子製紙」、
の表示板が取り付けられている。
ただ、いずれもずいぶん古いものだ。
弧を描いて伸びる林道が、
東から南へと方向を変えると、
西側に伐採地が広がる。
空知平野の向こうに、
「馬追丘陵」の端から端までが見渡せる。
すると林道脇の、
このルートの最高標高である、
地形図に示された「241m標高点」そばを通る。
西側の伐採地が終わると、
少し樹林の中に続く林道を歩く。
そして今度は東側に伐採地が現れる。
そこからは『冷水山』(703m)や『鳩ノ巣山』(622m)、
或いは『三角山』(770m)と言った、
夕張の山並みが見られる。
ただ、この日は曇り空の上、
空気がよどんだ感じで、
遠くの山々がはっきり見えなかった。
東側の伐採地を過ぎると、
黄色や茶色がほとんどの紅葉の中に、
チラホラと赤が混じるようになる。
すると再び西側に伐採地が現れる。
この辺りまで歩くと、
標高が下がってきているので、
麓の田園風景が近くに見える。
伐採地の風景を楽しんだ後は、
樹林帯に入って視界が効かなくなる。
そして支線林道が現れる。
ここまでの「桜山本線林道」は、
地理院地図に記されているが、
この支線林道は表記がない。
初めてこのルートを歩いた数年前、
この先は「桜山池」まで藪でつなごうとした。
ところがここまで歩いて、
その先に新たな林道が続いていることに驚いたものだ。
支線林道は深いわだちができており、
いつもたっぷりと雨水を蓄えている。
従って林道全体がぬかるんだ路面だ。
もう車が走行することはなく、
荒れ放題だ。
そんな林道を詰めて行くと、
上空を走る送電線に出合う。
あとは送電線の作業道を利用して、
「桜山池」に下る。
そしてダムの堤に続く舗装道路を歩くと、
駐車地はすぐそばだ。
駐車地に着いて、
周遊ルートの完結となった。
この日もいい日だったねえ・・・
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