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2015.5.30 『神居尻山』(947m)

 

 今日は『神居尻山』に出かけたものの、登ること以外の目的があった。
ネギ(ギョウジャニンニク=アイヌネギ)採りだ。
私はあちこちの山にネギ畑を持っている。
その中の一つが『神居尻山』で、例年5月の下旬に収穫している。



 5時半にBコース登山口から入山した。
登山道には悪さをしようとピカピカに光った葉を持つウルシがびっしりだ。
このウルシに触れるととんでもないことになる。



触れたところの肌が溶けたようにグチュグチュになり、痒くて痒くて・・・
我が会のToshiが数年前に下半身の広い範囲をウルシにかぶれ、大変な目に遭っている。
それ以来皮膚が過敏になったようで、直接ウルシに触れなくとも、空気中から何かがやってきてかぶれてしまようになってしまった。
従ってこの時期のToshiは厳戒態勢で山に向かっている。

 

 頂上が近くなるにつれて風が強くなり、多量の水分を含んだ低く濃いガスを吹き付けくる。
ということで山の写真は撮れない。
カメラを出すことができない状態だった。



 頂上を過ぎてネギ畑に向かうべく沢に下ろうとしたのだが、異変あり。
急斜面の雪が締まって氷状になっている。
ピッケルがないと、スリップして転倒したら止まらない状況だ。
いつもは滑り降りて行く斜面なのだが、早い雪解けの影響がこんなところにも表れている。



斜面を下ることはやめて、ウド採りに方針を転換!
そしてBコースを下る途中でウド畑を発見!
アッと言う間に空にしていった45リットルのザックが満杯だ。
重いザックを背負って下山。

 

登山口の辺りは昨秋の土砂崩れで寸断された林道の復旧工事が進められており、宿泊施設から先は通行止めだ。
工事期間は本年9月30日までと表示してあった。



それで登山者用の駐車場がかなり手前に指定されていた。
臨時の駐車場からBコース登山口までは約700m。



その距離を歩くことに耐えられないのだろうか、宿泊施設用の駐車場に平気で車をとめて登る登山者を下山時に大勢見かけた。
嘆かわしい限りだ。
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