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2017.11.5 『佐幌岳』(1,060m)   サホロスキー場を登る

 三連休中日の4日、『オダッシュ山』下山後、

十勝の美しい風景を見て歩いたり、

屈足温泉「レークイン」でゆっくり汗を流すなど、ゆったりと過ごした。

そして入浴後は『佐幌岳』が最も美しく見られるポイントでその姿を楽しみ、

サホロリゾートへ移動した。

サホロリゾートへ、とは言っても、

その施設を利用することはなく、ただスキー場で車中泊だ。

この車中泊地もまた私は気に入っている。

 

 三連休最終日の朝、

6時20分、駐車地をスタート。

ここを登るときは広いスキー場の北側斜面を登り、

頂上に立ったあと南側の斜面を下ることにしている。

それで駐車地を起点にちょうど一周することになる。

  このブログで何度となく伝えてきたが、

我々は広いスキー場を登るのが大好きだ。

とにかく私は広いところが好きで、反面沢などの狭い空間が好きになれない。

サホロスキー場の斜面は結構傾斜がきついので、

なかなか下半身に負荷がかかる。

そしてそれがまたいい。

この日は体力、筋力的に完全に元に戻った私に対し、

Hiromiはどうもきつそうで遅れがちだ。

あとで「これがフツーですから」と言っていたが、

果たしてそうだろうか?

この秋私がきつくてどうしようもなかったときは、

一人でどんどん先を歩いており、今回のようなスピードではなかったHiromi。

3日目の山行で疲労が出たと思われる。

 

 スキー場をゴンドラ駅まで登りきると一旦平坦地となり、

それを詰めて最後の登りとなる。

最後はスキー場から登山道らしい細道をわずかに登って頂上だ。

ここでヒグマの足跡に遭遇。

北海道の山に登っていると、

ヒグマの足跡だのフンだのというものは、全然珍しくない。

しかしこの時期に何故?

というのが私の疑問。

もう高いところに食べ物なぞ見当たらない。

いったい何を求めて『佐幌岳』を越えてさまよっているのか?

それを思うと、なんとも哀れになる。

7時25分、『佐幌岳』。

 

 下る南側の斜面は傾斜がよりきつい。

ただ少々積もった雪が感触よく下らせてくれる。

二人してスタスタ下る。

高度を下げると下界の景色が見通せるようになった。

8時20分、駐車地。

  下山後富良野回りで帰途に着いた。

そして午後の早い時間に帰宅。

Hiromiは「秀岳荘」のバーゲン最終日に駆け込み、あれこれと物色。

その後またいつもの「サイゼリヤ」で、

楽しかった山旅の余韻に浸って、「かんぱ~いっ!!」

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