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2017.11.19 『雨霧山』(509m) 夕張のマイナーな山へ

 

 18日(土)は夕張の今はない「石炭の歴史村」近くで車中泊。

夜になると天気予報通り、雪が降りだした。

そして吹雪に。

ただ、それが長くは続かなかった。

夜中に起きだした時には満天の星空だった。

しかし、夜中に素晴らしい星空だと、

朝方から急に雪が降り出すというパターンは何度も経験してきた。

それに天気予報は相変わらず、あくまでも「雪」を貫く。

従ってこちらも翌日の晴天なぞ期待するはずもなく、

朝起きて雪模様なら、また『冷水山』に登って帰ろうと決めていた。

ところが・・・

昨日(日曜)の朝起きてビックリ!

晴れている! 青空だ!!

二日続けての雪予報が、これまた二日続けて晴天になるかい!?

こうなると奇跡だ。

それで雪に降られなかった時の予定である『雨霧山』に登ることにした。

 

 夕張市南清水沢から熊の沢に沿う林道に入った。

最終人家のの先で舗装道路が切れて林道となるのだが、

そこに駐車して、

7時15分スタート。

『雨霧山』には昨年の同時期にも登っている。

そのときはけっこう積雪があったので、スノーシューを使用した。

しかし今回はサラっとしか雪が積もっていないのでツボ足だ。

そしてこの山へのルートは99.9%が林道歩きとなる。

 

スタートして間もなく「雨霧林道」のゲートが現れる。

この林道は熊の沢の左岸に沿って伸びる。

林道の路面はドロドロの状況だが、

気温がマイナスとなったこの朝は、

そのドロドロが凍りついて靴が汚れずに済む。

ただ、冷え冷えとした林道歩きは単調だ。

 

緩やかに高度を上げていくものの、なかなか体が温まらない。

ところがHiromiは暑いと言ってアウターを脱いでしまった。

咳がコンコンでて止まらないっていうのによ~

  一貫して熊の沢の左岸に沿って伸びる林道は、

標高400m辺りで右岸に移る。

この頃の沢は水量がぐんと減っている。

その後沢からどんどん離れ、高度を上げて行く。

そして 樹木が切れた北東に『夕張岳』が美しい姿を現した。

その姿はあまりにも美しく・・・

  林道は「雨霧林道支線」に入る直前に分岐があり、

地形図によると栗山側につながっているようだ。

そしてその辺りからはもう頂上が目の前に見える。

ただ、頂上へは少々藪漕ぎとなる。

笹を漕いでゆくと、いくらか人の手で笹が刈られている。

これには驚いた。

  8時30分、『雨霧山』。

はっきりとした三角点。

展望はさほど良くない。

この辺りは500m前後のピークが林立している。

なのに何故この山にだけ名が付いているのか?

不思議なところではある。

が、そんなことはどうでもよい。

二日続けて天気予報に反し、奇跡的に好天の中の山行を楽しめたことに感謝!

  下山を開始すると、雪がチラチラ舞いだした。

しかし、頂上に至るまでもってくれた天候だもの、

今更全く気になることもなく、軽い足取りでトットコ下って、

9時35分、林道ゲート。

9時40分、駐車地。

まだ早い時間ではあったが、

この朝早くから随分降ったという札幌方面の積雪が気になり、

そのまま入浴もせず帰途に着いた。

帰宅して除雪その他の仕事を済ませたあと、

もちろん夕方Hiromiと「サイゼリヤ」で かんぱ~い!

『雨霧山』へは次回栗山側から登ってみよう。

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