北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2017.11.18 『萩の山』(157m) 利根別自然休養林で楽しむ
この週末は、最後の土日連休。
今後クリスマスまでの約一ヶ月間、日曜日だけの休みとなる。
ただ、山における積雪が中途半端な時期なので、たいして気にもならない。
昨日(土曜)の朝Hiromiを拾って岩見沢に向かった。
土日を通して雨だ、雪だ、吹雪だ、大荒れだと、
とんでもない予報だったので、里山巡りをすることにして出かけた。
「いわみざわ沢公園」の広いパークゴルフ場そばに駐車して、
9時15分スタート、利根別自然休養林に足を踏み入れた。
落葉樹が続く広い散策路を登っていく。
しかし標高が低いのでやがて登りつき、
その後は小さなアップダウンを繰り返しながら、
尾根筋に刻まれた広い散策路を東に進む。
木々の葉が全て落ちてしまった今、木の間越しに見通せる風景に興味津々。
サクサク歩いて、
9時35分、『萩の山』。
いわゆる「萩の山スキー場」のピークだ。
ここは見晴らしがいい!
やはりスキー場は広くていいなあ~
そして今33歳になった息子が小学校に通っていた頃、
ここでスキーを楽しんだことを思い出した。
東側の開けた景観を眺めたあとは方向を北に変える。
この辺りまで歩いて、なんか変・・・
雨だ、雪だ、強風だと言っていた予報はどうした?
見上げる上空は青空が次第にその面積を広げつつある。
いまだに当日の天気も正確に言い当てられない「天気予報」の精度の悪さには閉口する。
散策路は予想していたより広範囲に施設されていた。
札幌で言うと、「白川市民の森」や、「盤渓市民の森」のようなものなのだが、規模がそれらの比ではない。
歩を進める散策路はあくまでも広く、気持ちよく歩ける。
すると突然とんでもないものが現れた!
なんと、ヒグマを捕獲するための箱罠だ。
テレビでは見たことがあるが、実物を目にするのは初めてだった。
そしてその内外が生々しい。
箱罠の中にヒグマは捕獲されていないものの、
鹿の脚や背骨が残されており、罠の扉は閉じられている。
更に箱罠の外にも鹿の脚が放置されている。
いったいどういう状況だったのか、飲み込めないままその場をあとにした。
しかし、何とも後味が悪い。
更に歩を進めて行くと、また箱罠だ。
遠目で見て、「中にヒグマよいないでくれ~」と願うのみ。
近付くと中は空。
そしてまた扉は閉じられている。
何でぇ~?
この頃になると進行方向は北から西に向かっていた。
そしてとある分岐から一旦南へ方向を変える。
この日の最低標高まで下ったあとは、緩やかに登り返す。
それを登り切るとまた方向を東にとり、アップダウンを繰り返して、
11時40分、「萩ノ山スキー場」に戻った。
また広々としたスキー場の風景を楽しんで、登ってきた道を戻り、
12時ちょうど、駐車地。
帰宅してから送ってくれたHiromiのGPSデータによると、
この散策路の総行程が約10km、累積獲得標高が400mであった。
単に「里山」と言っても、広くて十分楽しませてくれるこのコースに感謝!
下山後駐車地で簡単な昼食を摂り、長沼へ移動。
とにかくうそっぱちな予報に反して天気がいいので、「長沼スキー場」に登った。
その下りで下草に擦れ、汚れていた登山靴がきれいになった。
じゃあもう汚すことないなと、下山後舗装道路から『長官山』に登り、夕張へ移動。
天候がどうしようもないということだったので里山歩きと決めたが、
晴天とわかっていたなら他の山域へ出かけたものを・・・
しかし、こんなことでもなければこの日のような楽しみを見いだせないのも事実だ。
楽しかった一日に感謝!