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2018.6.16 『北の峰』(1,084m)~『富良野西岳』(1,331m) 低いガスを逃れた~

 今回の週末は天候がはっきりせず、ちょっと戸惑った。

 土曜日の早朝、

Hiromiと『富良野岳』の原始が原登山口に行ったが、

登山口が既にガスの中。

そんな中をとても登って行く気にはなれず、

「しょうがないから富良野スキー場でも登るべやあ」とHiromiに言うと、

一言「了解!」

相変わらず扱いやすいやつだ。

そのHiromiと知り合ってともに登るようになって、

今月でちょうど5年となった。

 

態度は10年以上の付き合いのようだけどねえ・・・ 

富良野に向かって車を走らせると、

 
富良野スキー場、新富良野スキー場辺りのガスが晴れだした。

これは変更してよかったと直感!

 

 7時45分、富良野スキー場麓の駐車場をスタート。

広いスキー場の中に続く作業道を歩く。

歩きだした時点ではガスで見えなかった頂上も、直に姿を現した。

日射しは届いているのだが、風が冷たいので涼しい。

ただスキー場は結構急斜面が多いため、

歩を進めるごとに汗が吹き出す。

新緑が美しい中を淡々と登り、9時25分、『北の峰』。

いつも思うが、ここからの高度感は迫力がある。

しかし富良野盆地を挟んで東側の十勝連峰は全てガスの中だ。

こちらに変更して良かったと思える瞬間だ。

 

『北の峰』からは稜線上に刻まれた登山道を歩く。

一旦新富良野ゴンドラの終着駅近くまで下降した後登り返し、

 10時ちょうど、新富良野スキー場最上部リフト終点。

その後また樹林帯に入り、

前方左手に『富良野西岳』の頂上部を視界に捉えながら南進する。

この辺りまで進むとあちこちに雪渓が残っている。

そしてそれ故に、露出した登山道がドロドロとなり、歩くのが大変だ。

また下半身のズボンに目をやると、ダニが結構ついている。 

最後の急登を終えて、

進行方向が北向きに変わると、少し歩いて頂上だ。

と、その頂上を見て驚いた。

すごい人の数。

いや~な気分で登りきる。

11時ちょうど、『富良野西岳』。

 

頂上全体に人が座っている。

そこに我々二人が入り込む隙間なぞない。

人数を数えてみた。ると30人を超えていた。

そばにいた「山岳会」の腕章を付けた年配男性に、

何かのイベントかと尋ねてみた。

するとこの日は「山開き」とのこと。

あっちゃ~っ!

嫌な日に当たってしまった。

どうしようもないので、そこに1分と留まらずそのまま下山開始。

参った参った!

こんなこともあるんだねえ・・・

 

下山途中でも5名と10名ほどのパーティーとすれ違った。

いずれも新富良野スキー場が運営するゴンドラを利用してきたようだ。

夏場のゴンドラ運行で、登山者が増えたのは間違いない。

ちなみにこのゴンドラ、

料金が往復1,900円だそう。 

11時50分、新富良野スキー場最上部リフト終点。

ここからは登山道に戻らず、スキー場斜面を下り、ゴンドラ終点駅へ。

この駅に下る途中で、いかにも観光客と思われる家族が急な作業道の下降に苦慮していた。

そしてその横を通り過ぎようとしたとき、 先を下る子供に対する父親の声が聞こえてきた。

それは中国語だった。

こんなところにまで・・・ 

ゴンドラ終点駅まで下った後は近くで昼食を摂り、

富良野スキー場と新富良野スキー場をつなぐ連絡斜面を下って、

富良野スキー場に戻った。

それからはHiromiを先に下山させ、私はワラビ採り。

無尽蔵に溢れる山の恵みを、そのままにはできない性格。

たんまり採って、

14時ちょうど、駐車場。

 下山後翌日の天気予報をチェックすると、

どこもここも雲だらけでぱっとしない。

それでとりあえず穂別まで戻って、

「かんぱーいっ!!」

 

 

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