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2020.1.18 『丸山』(当別・500m)  時間切れリタイア

 今回の週末は滝川市に所用があったので、

久しぶりに樺戸山地を訪れることにした。

早朝家を出てHiromiを迎えに行く途中、

珍しい光景を目にした。

馬追丘陵の向こうから、

太陽の光が天に向かって柱状に立ち上がっていた。

 

17日に空知地方で結構な降雪があったことを、

天気予報で聞いていたが、

土曜の朝Hiromiを拾って現地に出かけてみると、

まだまだ少雪の状態は変わらなかったものの、

新十津川町の国道451号線沿いは、 

どこも大量に降り積もった雪を除雪したばかりで、

駐車スペースを確保できない。

それで当初の予定を諦め、

第二案、第三案に移動してみるもダメ。

それじゃあ仕方ないと、

『丸山』まで走って駐車地へ。

『丸山』の南側の国道451号線沿いに林道入口があり、

どういうわけか毎年除雪されていて、

車数台が駐車できる。

ただここに駐車して登る登山者はいない。

インターネットを見ても、

全て西側の頂上まで続く林道を利用するものばかり。

しかし積雪期であるのだから、別ルートから登りたい。

数年前のGWにここから登ったことがある。

そのときは残雪をつないで登ったが、 

今回は雪がたっぷりある。

ところが・・・

10時10分、遅くなった駐車地をスタート。

そしてすぐに直感した、

「これは時間が足りなくなる」と。

この1~2日でたっぷり降り積もった雪が、

一歩一歩スノーシューを深く飲み込む。

今回のルートは『丸山』の東斜面に続く尾根筋を詰めていく。

地形図は見ていなかったが、

過去の経験から勘でルート開拓できると直感していた。

 

尾根はアップダウンを繰り返しながら、徐々に高度を上げていく。

この尾根は時に笹に包まれ、

また細尾根の厳しい状況に追い込まれることもあった。

従って深雪だけではない条件で、さっぱりスピードが上がらず、

タイムリミットが迫ってくる。

そして正午、Co.350 で撤退を決めた。

昼食タイムをとって下山開始。

深雪に苦しめられた登路の尾根筋も、

トレースを辿る下山は楽なもの。

13時15分、駐車地。

急ぎ片付けを済ませて滝川に向かった。

 滝川での所用、それは昨年の二月に亡くなられた、

我が恩師の奥さんを訪ねること。

奥さんは昨年12月、82歳になられた。

昨秋以来の訪問であったが、まだ一人で元気に暮らしておられる。

いうものように、トイレットペーパーとボックスティッシュを届けた。

しばし奥さんはの話しを聞いておいとましたが、

この先も元気で長生きしていただきたいと願うのみだ。

最期に、奥さんは亡くなられた恩師の教え子であるとともに、

私の陸上部の大先輩でもある。

 

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