北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2020.5.10 『257m峰』(点名:二股) 原風景を求めてⅡ
2日(土)は私の原風景の中で車中泊とした。
のどかな田園地帯が広がる中、
幼い日にこの辺りで遊んだことを思い出しながら、
うまい酒に酔いしれた。
日曜の朝目覚めた時には、
既に雨が降り出していた。
前日の午後に天気予報が変わり、
雨の降り出す時刻が半日も早まってしまった。
モチベーションが上がらないHiromiに、
ハッパをかけて準備をさせる。
この日も前回に続き、
原風景の中の里山に登ることにしていたので、
短時間で登下降を終えることにしていたものの、
雨の中のスタートというのは、
どうにも気が重い。
栗山町富野で道々を離れて農道に入った。
舗装されているが車がすれ違えないくらい細い農道を、
1kmちょっと走ると林道入口となる。
そしてその手前に都合よく駐車スペースが見つかった。
7時30分、駐車地をスタート。
すぐそばの林道入口にはエゾシカ侵入防止用の、
電気柵が張り巡らされていた。
これは絶縁体部分を握って外して外に出る。
周りを見渡すとビニールハウスがたくさん建っている。
メロンの出荷で生計を立てている農家がほとんどのようだ。
その農家が大事に育てたメロンを、
エゾシカの食害にあったのではたまったものではない。
電気柵を巡らせることが容易に納得できる。
ちなみにこの電気柵が体に触れると、
強い痛みを感ずるそうだ。
昔これを素手で握ってみた友人がそう言っていた。
7時40分、「一線沢林道」入口。
ゲートは閉じて施錠されていたが、
それは意味のないことだった。
林道は荒れて車の走行が不可能となってから、
随分時が経過したように見える。
そして倒木が多く次から次へと現れる。
それを苦労しながら越えて行く。
雨具を枝に引っ掛けて裂かぬよう、
細心の注意を払って越える。
今回のピークは浅く、
林道を1kmほど歩くと斜面への取り付き点となる。
そしてここで私がミスをした。
斜面の直登で目的のピークに立てるのに、
それを過ぎて尾根をその先へ進んでしまった。
まあ里山の狭い範囲での出来事で、
何の問題もないばかりか、
初めて入ったこの辺りの地形を確認できて結果OK!
また戻って、
8時45分、四等三角点「二股」。
ここは前回登った「御園山」や「御園北」のすぐ東側に当たる。
雨は強くは降らないが、止むこともない。
下山はHiromiの希望で林道には下らず、
尾根筋を下降して林道ゲート付近に当てた。
短い行程ではあったが、
こんなコンディションの日は、
こんなもので十分だ。
更に、この日も原風景の中の一座に立てたことに満足。