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2020.5.20 『752m峰』( 点名:上真谷地)  ここち良いハイキング!

 今日はシフトで休みのMachiko を、

夕張市真谷地から登る「上真谷地」に案内した。

私は前日馬追丘陵でトレーニングし、

栗山で入浴して真谷地に入っていた。

Machiko は元気で、

朝はいくら早くても対応できると言う。

待ち合わせの旧JR 「沼ノ沢駅」に、

Machiko がやってきたのは 7時半前だった。

予想より早かったので驚いた。

 真谷地に数軒残った集落をを過ぎ、

林道ゲート近くまで車で入った。

8時ちょうど、駐車地をスタート。

 

もう随分歩きなれた林道だが、

同行者が初めて足を踏み入れるとなると、

それはそれでいくらか新鮮な気持ちになる。

駐車地からすぐのゲートからは、

約6kmでピークに至る。

林道はしばらくの間、

NTTと森林管理署の共用部分となる。

8時15分、「真谷地林道」分岐。

ここからがNTTの管理道路となる。

少し行くとゲートが現れるが、

これが閉じられているのを見たことがない。

その後管理道路は大きく蛇行していく。

まわりは自然豊かで、

色々な山菜が採れそうな気がして、

常に辺りをキョロキョロしながら歩くのだが、

この沿線ではウド一本目にしたことがない。

夕張がかつて炭都として栄えし頃、

この麓にはすごい数の住宅があり、

そこに住む人々が当然この時期には、

山菜採りに励んだわけで、

結果皆採り尽くしてしまい、

いまだに新たなものが生えてこないのだと推測する。

この管理道路は殆ど樹木に覆われているため、

なかなか展望が得られない。

   

それでもこの季節は鮮やかな黄緑の若葉が萌え出し、

春紅葉となかなか美しいコントラストを見せている。

そして車道であるゆえ広いので、

Machiko と並んで歩くことができるため、

何かと会話がはずむ。

そんな歩行を楽しく続け、

やがて前方に巨大アンテナが現れると、

終わりが近付いた。

そしてこの沿線で唯一樹木が切れて、

東から南の風景があらわになる。

すると北日高の山々が鮮明に望まれた。

『幌尻岳』から『戸蔦別岳』を経て、

『北戸蔦別岳』への稜線。

更に長い稜線を経て『1967m峰』。

『ピパイロ岳』は奥まって見えないが、

『チロロ岳』の本峰と西峰がドーンと構える。

そして『ルベシベ山』に『ペンケヌーシ岳』。

最後は目の前に見える『夕張岳』。

いつも眺めているが、

頂上部の雪が随分融けた。

 

9時50分、三等三角点「上真谷地」

三角点標石へは笹を漕ぐので、

のんびりハイキングの今日はそれをカットした。

ここは夕張のあちこちから確認できるピークだ。

しかしそれは巨大なアンテナ部分であって、

三角点ピークが見えるわけではない。

理由は樹木に覆われているからであり、

樹木がなければここからも、

さぞかし素晴らしい展望が得られることだろう。

下山は古く痛んではいるが、  

平坦なアスファルトの車道歩きなので、

楽に淡々と下る。

11時45分、駐車地。

Machikoはその辺のフキを4~5本引っこ抜き、

「ありがとうございました~」と言って帰っていった。

私はこの後栗山でフキ採りをし、

長沼でヨモギ採りをして夕方帰宅。

そしてうまいビールを喉に流し込んだ。

 

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