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2024.1.2 「176mP」  新年早々の撤退!

 

 今年の山登りは2日から開始した。

2日の朝は少しゆっくりし、

9時にHiromiを迎えに行った。

そして門別町に向かって車を走らせた。

平取町から「義経峠」を越えて門別町に入り、

庫富地区で「町道庫富2号」に入った。

民家のギリギリ前を通って入るこの町道は、

両脇に車体をこするほどのススキが生えており、

町道と言うより、

廃道になった林道程度に過ぎない。

しかもススキに車体を擦りながら、

200mも走るとそれ以上進む気になれない。

それでその辺りを駐車地とした。

そして準備を整え、

この奥に位置する三角点ピークを目指して、

スタートしようとしたその時、

やべっ、ピッケルがない!

いつも杖代りに持ち歩き、

年中車に積みっぱなしのピッケルがないのだ!

困った・・・

そこでよ~く考えた。

そして結論を得た。

年末最後の山行だった「仁達幌」の駐車地に忘れてきたのだ。

まだあるかどうかはわからないが、

この山行が終わってから、

厚真町に戻って探してみることにした。

 スタートしてそのまま、

「町道庫富2号」を進んだが、

いくらも進まないうちに、

藪に吸い込まれるように消失した。

そこで樹林の中の斜面に取り付いて登って行く。

すると突然前方の視界が開け、

伐採地に飛び出した。

伐採地が大好物の我々は、

「ラッキーっ!」

しばらく広い伐採地の風景を眺めながら歩いた。

そして地形図に記された、

「176m標高点」に立った後、

尾根筋を歩いて先へと向かった。

アップダウンの続く尾根は、

やがて細くなり、

片側がスッパリと切れ落ちている。

足もとに気を付けながら、

更に進んで行くと、

あっちゃーっ!

下降部分で斜度のある細尾根にぶち当たった。

しかも樹木がなく、

つかまるものが何もない。

中断! 撤退を決めた。

ここで事故を起こすと、

そののち延々と悔やむことになる。

そんな後悔はしたくない。

この日は手前の「176mP」を表題としよう。

その後代案を考えながら引き返した。

そして駐車地から義経峠を越えて、

もう一座に立ち寄ることにした。

新春早々ついていなかった。

しかし、なかなかいい風景を楽しめた。


 のブログ記事を作成している今、

年が明けて行動した、

未処理の山行がまだまだ残っています。

それらをひとまとめにして紹介することはせず、

一つ一つの山行を、

できるだけ丁寧に整理していこうと思っています。

山はどんなに小さく、つまらなくとも、

私を楽しませてくれるありがたい存在。

手を抜くことなく、

山々に感謝しながら、

一つ一つの思い出山行を綴っていきますので、

どうぞ気長にお付き合いください。

 

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