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2024.1.8 『於兎牛山』(オソウシヤマ・392m)  Hiromiとコズが初対面!

 1月の三連休最終日は、

コズを交えて近場の「於兎牛山」に登ることにした。

Hiromiを拾った後、

由仁町川端のJR川端駅でコズと合流し、

「クオーベツ林道」の入口へと向かった。

この朝降雪があり、

それを事前に予報で察知していたため、

除雪を終えてからの出発を想定し、

近場に決めていた。

また、この朝Hiromiとコズが、

初の対面となった。

 林道入口に着くと、

いまだ積雪が少なく、

ツボ足で十分と判断。

3人そろってツボ足でスタートした。

すると林道にはブルドーザのキャタピラ痕が残っており、

既にきれいに除雪されていた。

林道奥で林業の活動か、

何か工事が進められているようだ。

おかげで楽に林道を歩くことができた。

 林道を1kmちょっと歩いた、

「クオーベツ貯水池」のすぐ手前で林道を離れ、

左手の伐採地の中に続く作業道に乗り換えた。

この伐採地の風景がまたよく、

残されたトドマツの雰囲気がいい。

ここで先頭を行くHiromiのピッチが上がった。

Hiromiは我々との間隔を開け、

高い位置から我々の写真を撮ろうとしたのだが、

コズにはそんなこと理解できず、

必死について行く。

私から「Hiromiについて行く必要ないから、

マイペースで歩け」

と言ってみたのだが、

時すでに遅し。

ヒーハーと呼吸を荒くし、

へたり込んでしまった、

めまいがすると言って。

どうにも苦しそうな状況だ。

コズはザックから栄養ドリンクを取り出して飲んだ。

そういう準備をしているんだなあ。

しばらく休むと呼吸も安定し、

また歩き始めた。

 伐採地を縦断して上部林道にのった。

これは「クオーベツ貯水池」の手前にある、

林道分岐から伸びる「川端林道」だ。

初めて「於兎牛山」に登った時は、

この「川端林道」を忠実に歩いたが、

ひどく遠回りとなったので、

その下山は樹林の中に入ってショートカットした。

そのショートカットした樹林が一昨年伐採され、

今は広い伐採地となっている。

 「川端林道」を歩いて行くと、

この朝までに降り積もった雪が、

木々に蓄えられて美しい風景が出来上がっていた。

そんな美しい風景を眺めながら、

「於兎牛山」の西面基部を巻くようにして、

南側に回り込んで行く。

西面は斜度がきつくて登れないためだ。

そして伐採地を抜けて1kmちょっと歩き、

「於兎牛山」ピークから、

南東に伸びる尾根に取り付いた。

この取り付き点辺りの風景がまた美しい!

降り積もったばかりの雪景色は、

本当に美しい。

 尾根筋を忠実に詰めて行き、

三等三角点「於兎牛山」(点名:於壮志山)。

何度も登っているこのピークだが、

雪の下の三角点標石を見つけられない。

そしてあきらめようとした時だった。

コズが探し当てた。

また、そこにある個性的な私製標識を、

Hiromiが目にするのは初めてだ。

Hiromiとコズがおやつ交換をしている。

しかし私は何も用意しておらず、

二人からただもらうだけ。

女性ってどうして山で、

このおやつ交換をするのかねえ・・・

 下山は同ルートを引き返した。

再び美しい雪景色を楽しむ。

そしてこの日初対面となった、

Hiromiとコズの会話がはずむ。

楽しく歩いて駐車地へ。

するとコズがいつものように、

着替えも何もなく、

風のように去って行った。

そこで残った我々はゆっくり後片付けと着替え。

最後に車を走らせるとHiromiが言った、

「コズさんて、いい人だねえ!」。

よかったな、コズ!

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