北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2024.8.13 『二ノ沢』(279m) 頭クラクラ胸はムカムカ・・・
ちょうど一週間前の13日、
明け方近くにトイレに起きた際、
ちょっとめまいのようなものを感じた。
そしてまた寝て通常通りに起床した。
寝室のある二階から、
階下に降りて行くと、
突然吐き気がしてトイレに駆け込んだ。
そのまま便器に顔を突っ込み嘔吐!
しかし、最後に食事をした前夜から、
12時間が経過していたため、
出るものが何もなく、
ただただ「オエーッ!」と苦しいだけ。
結局何も出ないまま居間に戻って、
ソファーにへたり込んだ。
ただ、吐き気が治まらず横にもなれない。
横になるとまた「オエーッ」となりそうなので、
ソファーに座ったまま休んだ。
盆休の前半は別行動だったHiromiと、
この日から同行が続くことになっていたので、
とりあえずHiromiに遅れることを告げた。
そして眠った。
Hiromiには1時間遅れると伝えたが、
その1時間はあっと言う間に過ぎ、
全く回復しないので、
更に1時間遅れることを再度伝えた。
そして9時近くになって、
ようやく何とか動けそうなので、
Hiromiを迎えに行った。
しかし頭はクラクラ、
胸はムカムカで吐きそう。
思えばこの朝を迎えた夜は、
今年一番気温が高い夜で、
正直眠れなかった。
それを女房に言わせると、
「脱水症状」だと言う。
そう言われればそうかもしれない。
この日は天気予報で「雨」だった。
そして暑さは相変わらずなので、
軽装で歩ける山を選定。
栗沢町美流渡地区へと向かった。
そして「美流渡二の沢川」に沿って、
南下する林道に入った。
林道入口に駐車スペースを確保。
徒歩でスタート。
頭はクラクラ、胸ムカムカ・・・
しかし私には幾多の障害を、
山に登って治してきたという自負がある。
ひざ痛も腰痛も、
ふくらはぎの筋肉断裂でさえ、
登ることを休まなかった。
だから今回も吐きそうではあるが、
あえて登って回復させることを選ぶ。
緑豊かで車が通ることのない林道を、
- 5kmほど歩くと分岐となるので、
右の支線に入った。
するとすぐに傾斜が増してどんどん登って行く。
そこで驚いた!
辺りが広範囲に伐採されていた。
この林道を利用して「二ノ沢」に登ったのが数年前。
その時は辺りの全てが樹木に覆われて、
視界は全く効かなかった。
伐採地が広がったことにより、
前方の視界が良いことと、
登るほどに広がる背後の風景が素晴らしい!
太陽がギラギラと照り付ける伐採地に続く林道は、
220で樹林帯に入った。
日陰だとかなり涼しくなる。
そしてその時点ではかなり汗をかき、
その分具合いが回復していた。
日陰の林道は幾分アップダウンが続き、
下部の林道分岐から2kmほど歩いて、
四等三角点「二ノ沢」の基部に達した。
ただ、藪中のピークはパスした。
このピークには先日、
雨の中を逆の「シコロノサワ林道」を利用して登っている。
復路で樹林帯を抜けると、
広く美しい風景を眺めながら下って行く。
まさかここでこんな風景に出会えるとは!
いつものように思った、
この日ここに登って本当に良かったと!
暑くてたまらない行程ではあったが、
思いがけない風景に巡り合えて満足し、
駐車地に戻ってみると、
気温が34℃に達していた。
そして私の体調は大汗をかいたことで、
ほぼ平常に戻っていた。
雨の予報も晴れてよかった。