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2024.8.4 『二ノ沢』(279m)  霧雨の林道歩き

 

 一昨日の土曜日も出勤日だった。

そして盆前の週6勤務がようやく終わった。

6連勤の週が続くと、

曜日の感覚がつかめなくなり、

「今日は何曜日だったっけ?」、

という場面が何回かあった。

 土曜日までの勤務を終えて、

ようやく日曜日1日の貴重な時間なのだが、

あいにく雨だ。

前週の日曜日も雨にたたられた。

どうもついていない。

だからと言って、

山に向かわないという選択肢はないので、

近場で林道歩きを楽しむことにした。

 昨日の朝Hiromiを迎えに行き、

栗沢町上幌に向かった。

そして「シコロの沢林道」に入った。

舗装された林道を2kmほど走ると、

「千代谷貯水池」が現れる。

Hiromiを迎えに行った時点で、

まだ曇り空だったが、

「シコロの沢林道」に入るころには、

既に霧雨が降りだしていた。

 霧雨に煙る「千代谷貯水池」を眺め、

更に林道奥へと車を走らせた。

対向車が現れると危険なので、

ゆっくり走って行くが、

実際にこの林道を走行する車はほとんどない。

 「千代谷貯水池」から3kmほど奥まで走って、

広い路側帯に駐車した。

この林道にゲートはないが、

足もとのきれいな路側帯に車を置いて歩く。

辺りはガスに包まれ、

そこに霧雨が降っていた。

Hiromiは薄い雨具を着用したが、

私は暑くてかなわないので、

濡れる覚悟でスタート。

 スタートして間もなく舗装が切れて、

通常の林道となった。

霧雨が降り続く林道は、

特に見るものもなく、

ただ淡々と歩いて行く。

見るものがないと言っても、

緑は美しいけどねえ。

しかしそれも霧雨に濡れる鬱陶しさをカバーしきれない。

 駐車地から3kmほど歩き、

左に現れた支線に入った。

すると路面の状態が悪くなり、

雨でぬかるんでいた。

そんな深いな路面の歩行に耐え、

分岐から1kmほどで、

林道を離れて藪に入った。

目指すピークはすぐ目の前だ。

そして四等三角点「二ノ沢」。

ここに立つのは三度目だが、

過去の二度ともHiromiと一緒に訪れたものだ。

しかしHiromiは何も覚えておらず、

今回が初登のつもりでいた。

 復路に入っても霧雨が止むことはなく、

また淡々と歩を進めた。

ここは吸血アブがけっこういて、

時々肌を露出している腕を噛まれた。

帽子に付けている「オニヤンマ君」は、

やはりアブには効果がない。

ただ、スズメバチには効果があるようで、

この日も飛来してきてはすぐに去って行った。

また、往路では気付かなかったが、

キイチゴが大量に自生しているところがあり、

Hiromiがおっかなびっくり口に入れた。

もう終わりかけだったが、

見た目は美しく癒される思いだ。

 霧雨は往路より幾分小降りになったが、

決して止むことのないまま駐車地へ。

一刻も早く鬱陶しい山から抜け出したいと、

車を走らせて行き、

林道を抜け切ると雨が降り出した。

それもかなり強く・・・

 

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