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2024.10.2 『新久留喜』(シンクルキ・319m)  送電線作業道を利用して

 先週の水曜日は有給休暇を取得した。

来年の5月末日、

現在の勤め先で定年を迎える。

最後の有給休暇切り替えが、

9月16日だったので、

新たに20日間の有給休暇を得た。

そこで最後の「有給休暇取得記念」と、

勝手に銘打って休むことにした。

自由に休めるところが、

今の職場の良いところ。

 この日は久しぶりに、

夕張で活動することにして家を出た。

そして夕張市久留喜で、

「ホロカクルキ川」に沿って伸びる市道に入った。

それを2kmほど走ると橋を渡り、

もう一本川が合流する。

これは「シークルキ川」で、

今度はこの川に沿って道路が伸びて行く。

その後登り勾配となり、

「小林峠」を越えて行く。

そしてこの峠を下ると、

舗装道路が砂利道に変わる。

車がパンクしないよう、

ゆっくり走って行く。

「小林峠」から1.5kmほど走ると、

上空を走る送電線が現れる。

その下にちょうどよい空き地があるので、

それを駐車地とした。

また、駐車地の目の前に、

送電線の維持管理のための作業道入口があった。

「新久留喜」の三角点へは、

この作業道を利用して登る。

 作業道に入って行くと、

何やら案内板があった。

へえ~っ、ここで昔ドイツ産の白樺なんかを植えたんだねえ。

以前ここに登った時は、

この案内板に気付かなかった。

 作業道はまるで登山道の様に、

樹林の中に伸びて行く。

そして間もなく樹林が消えて、

見通しが効くようになった。

前方には送電線を支える鉄塔が立つ。

また後方には紅葉を深めつつある、

「空池山」(560m)の広い東面が広がる。

この風景が好きで、

この山も気に入っている。

 上部の鉄塔まで登ると、

更に東へと伸び行く送電線が見渡せる。

この送電線の施設作業というものは、

いったいどれだけの人員や費用がかかったものか?

 鉄塔の基部から先に進むと、

再び樹林の中に入り、

間もなくこんもりとした笹の塊が現れる。

目指す三角点はその中にある。

そして四等三角点「新久留喜」

点名は地元の地名がそのままつけられたものだ。

 ピークを離れて一つ先の鉄塔まで進んでみた。

すると東へと伸び行く送電線の下に、

くっきりと続く作業道が確認でき、

そのままそれを辿って、

どこまでも歩いてみたい衝動に駆られる。

いつかそんなこともやってみよう!

と、ここで雪虫が現れた!

白い3匹の雪虫。

おいおい、まだ10月になったばかりだぜ~

 引き返して下山を開始。

この日は昼くらいから雨が降り出す予報だ。

その前にもう一座登って帰りましょう!

 

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