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2025.2.23 『砂金沢』(サキンザワ・387m) ある検証登山
三連休中日の午前中、
夕張市とむかわ町の境界線上に位置する、
「540m峰」に登った後、
夕張まで戻って、
ちょっと気になる山に立ち寄ることにした。
それが「砂金沢」だ。
この山のピークには、
例の黄色地に黒文字の私製標識が付けられている。
それがまだそのままなのかを確かめたかった。
と言うのも、
このところ同一の私製標識が、
夕張の「空池山」(560m)や、
栗山の「天狗山」(330m)、
或いは厚真町の「鬼武士」(三等三角点)などで、
無くなっているのを目撃してきた。
いずれもピークの立ち木に、
木ネジを打ち込んで固定したものたった。
その木肌に傷をつけると言う行為が、
自然を愛する登山愛好家に嫌われ、
取り外されたものか、
またはネット上で批判された標識の作者が、
自ら外して歩いているものか?
その真意は定かではないが、
とりあえず「砂金沢」のピークに付けられたものが、
その後どうなっているのかを確かめたかった。
昨年登った時には付いていた。
夕張市清水沢から、
清陵町でメロン農家が点在する、
車道の最上部まで上がった。
一帯はメロン農家のビニールハウスが、
びっしり並んでいる。
そして農道の最奥、
除雪終点を駐車地とした。
そこには林道の入口がある。
駐車地から直線の林道に入った。
この林道は200mほどで終点となり、
そこに水に関わる施設だろうか、
小さな建物が建っている。
その建物の横から樹林に入った。
カラマツの林の間を登って行く。
しかし昼近くになり、
空腹感が強かったので昼食とした。
食事をしながら周りをキョロキョロ見ていると、
カラマツの皮がペロリとはぎとられた部分が目についた。
エゾシカがはがして食べた跡だ。
固くてまずいであろう、
カラマツの皮なぞを食べて冬を乗り切れるんだから、
いくらでも増えるはずだ。
北海道はもうエゾシカだらけだ。
昼食後また登りだし、
稜線上の尾根に上がった後、
それを伝って歩き、
三等三角点「砂金沢」。
そして確認!
例の私製標識はそのままだった。
ところが、木ネジでとめられていたはずだが、
ネジがなく穴だけだ。
ネジを抜いた後、
接着剤でも利用してとめたのだろうか?
また、ネジを抜いたと言うことは、
制作者本人が再来して標識を付け直したか?
木ネジが抜き取られているところを見ると、
その公算大だ。
しかしまあ、木ネジが樹皮から抜き取られた点はホッとしたかな・・・
ピークで木の間越しに清水沢の市街地風景を眺め、
直下に夕張川が流れていることを確認して下山を開始。
一つの気になる検証を終えたことに納得して帰途に着いた。
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