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2025.2.15 『毛陽』(モウヨウ・236m) 深雪の中で未踏ピークへ
先週は各地で大雪に見舞われた。
そうなるとどこへ出かけても、
深い雪の中のラッセルに悩まされる。
それで短い行程を組むことにし、
栗沢町毛陽地区へと向かった。
そこには未踏の三角点ピークがいくつか残っている。
それでまず、
「毛陽」に登ることにした。
ただ、上志文から万字へと向かう道々38号線の沿線には、
駐車できるところがないんじゃないか?
という不安はつきまとった。
まあ、出たとこ勝負と言うことで、
現地に向かってみると、
やはりこの朝まで雪が降り続いたようで、
どの風景も新雪がこんもりと降り積もっており、
道々脇の雪山も高い。
ただ、夜中から早朝にかけて、
除雪車が走り回ったようで、
ほぼ除雪は済んでいた。
「毛陽」への取り付き点を、
地図で確認しながら、スピードを落として走って行くと、
あった!
誠に絶妙な位置に駐車スペースができていた。
道々脇に水に関わる施設の建物だろうか?
無人の小さな建物があり、
その前がタイヤショベルできっちり除雪されていた。
これを利用してスタート。
真っ白な田んぼに足を踏み入れると、
やはり雪が深い。
ただ、早くも少し湿っているので、
乾燥した新雪ほどスノーシューを呑まれない。
しかし一歩一歩がきつい!
何歩か歩くとすぐ呼吸が苦しくなるので立ち止まり、
呼吸を整えてまた歩き出す。
それにしても異常に苦しい。
どこか悪いんじゃないだろうか、
とさえ考えてしまう。
途中で雪が降り出し、
いや~な気分になったが、
最後の登りを終えるころには上がってくれた。
そして樹林の中を抜け、
いかにも「ここが頂上だ」、
と言わんばかりの樹木のないピークに飛び出した。
四等三角点「毛陽」。
距離は短いし、
雪が上がった空気の中で、
駐車地を見下ろせた。
しかし、このコンディションでは、
これで十分!
いい選定をしたと自負。
またピークからは、
まるで水墨画と思われる風景ばかりが見渡せる。
私の赤いアウターだけが色付きだ。
下山は同ルートで、
自らのトレース上を下った。
登りで苦労したルートも、
トレースの上を歩くのは楽で、
容易に駐車地に着いた。
雪は深いが、
時間があるのでもう一座!
直近の三角点ピークへ。
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