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2018.1.7 『ミニ山の会』新年会  今年も「LARCH」でスタートだ!

 7日(日)、『狩勝山』から下山して金山湖に向かった。

湖畔のログホテル「LARCH」で恒例になった「新年会」だ。

「LARCH」での新年会は3度目になる。

一昨年の正月、Tosh、Hiromiと3人で、

ここのコテージに泊まって新年会をしたのがきっかけで、

ここの施設がお気に入りとなったわけだ。

その前は白金温泉だったなあ・・・

「LARCH」はログハウス風の建物で、

ホテルの上部に建てられたコテージも全てログハウスだ。

昨年はホテルに宿泊して「新年会」を開催したが、

今年はコテージを予約しておいた。

Hiromiもこの「LARCH」が大好きなのだが、

正月明けの三連休は、転勤しない限り仕事絡みで参加できない。

お気に入りの「LARCH」ではあるが、

ただ一点だけ意に沿わないことがある。

それは館内に温泉施設がないこと。

ホテルの各部屋やコテージには浴室があるものの、

大きな浴槽を持つ施設がない。

それはホテルから入浴券をもらい、

隣の「金山保養所」に出向いて入浴することになる。

 

 この日は午後3時過ぎにチェックインしてコテージの鍵を受け取り、

荷物をコテージ内に搬入した。

その日使用した登山道具を、

着るものからスノーシューの果てまで持ち込んで乾かす。

これが宿泊施設を利用した時の最大の長所だ。

そしてそんな下準備が終わると「金山保養所」へ。

今時には珍しくサウナもない単純な温泉だが、明るくていい。

この日は他に客がおらず、我々だけの借り切り状態だった。

 

 温泉で汗を流し、温まったあとはコテージに戻ってまず「乾杯!」

楽しい宴の始まりだ。

乾いた喉にビールを流し込む。

みんな簡単な昼食だったため空腹状態なので、

各々私が事前に用意しておいたつまみを頬張る。

そうして1時間ほど歓談すると、楽しみなホテルレストランでの夕食だ。

コテージからホテルまでは、イルミネーションが導く小道を下って行く。

そして17時30分、ワインで「カンパーイ!」

「今年もよろしく!」。

 

 レストランでの夕食は、フランス料理のフルコース。

私なんか1年に一回だけ、ここでしか食べないフランス料理だ。

ここのシェフは腕がいい。

テーブルに並ぶものすべてが納得のいく味だ。

それは参加メンバーの誰もが口にするところ。

その参加メンバーったってね、大きな声じゃ言えないけどさぁ、

たったこれしかいないのに、某企業の社長だ専務だってのばかりなんだから・・・

従ってこういう食事には慣れているはずで、

そのメンバーが「美味い」と言うんだから、本当に美味いんだろう・・・

 

 このホテルの佐々木支配人との再開も終え、

コテージに戻ると二次会だ。

そこでまた「かんぱ~いっ!」

この日3度目の乾杯で始まった宴は、

Takと私がもっぱらワイン。

他のメンバーはビールかな?

そして話しだが、社長だ専務だが集まっているのに、

不思議と仕事の話しが出ない。

それが山登りを目的としたメンバーが集う良いところだ。

時の経つのは早いもの、気がつくと23時。

誰かが「寝ますかぁ?」と言ったのを合図に、

一斉に歯磨きをはじめとする寝支度を開始。

「おやすみぃ~」

 

 私は夜中に尿意を感じ、トイレに行こうとした。

すると二階で寝ていたToshi、Tak、Aotaのいずれかが階段を降りてきて、

私とMocchanが眠る部屋の横にあるトイレに入った。

それでしばらく待った。

更にしばらく待つ。

それでもまだ待つ。

とうとうこちらの尿意が頂点に達したので、部屋から出てトイレの扉を開いてみた。

するとそこには、便座に尻を出して座ったままのTakが寝込んでいた。

「ひぇ~っ!」

慌てて外に出て用を済ませたさあ・・・

 

 8日(月)は7時起床にしていたが、

どうにも眠りが浅く、6時前には起きだして荷物の片付けに励んだ。

その後順次起きてきたものの、Takが7時を過ぎそうになったので、

「Tak、起床!」と声をかけると、「はい・・・」。

 

 7時半の朝食に合わせて荷物を車に積み込み、コテージをあとにした。

前夜と同じレストランでの朝食。

これがまたうまいんだわあ。

シンプルな和食メニューが出てくるんだが、

それはそれで十分だし、それがなくてもプリプリ黄味が盛り上がった新鮮生卵と納豆だけでもどんどんおかわりできる。

ご飯は3杯でやめておいた。

 

 満腹になったあとは長居せず、夕張に向けて車を走らせた。

しかし、もちろん来年同時期のコテージ予約も忘れずに・・・

 

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2018.1.7 『832mP』~『905mP』~『狩勝山』(985m) 周遊できる素晴らしいルート

 一般社会では6~8日と三連休であったが、

私は土曜日出勤で7~8日の二連休だった。

そしてこの二連休は1年前から予定が決まっていた。

7日夜に『ミニ山の会』の新年会を開催することになっていた。

例年通り山行後金山湖のホテル「LARCH」に入る。

 

 7日(日)の朝7時、参加メンバーが我が家に集合。

ところがこの朝は大雪でビックリ!

天気予報では前夜の早い時間帯で雪は上がるとのことだった。

それが朝起きてみるとごっそりと・・・

また予報にだまされた。

暗いうちから大急ぎで除雪。

除雪が完了しないと、やってくるメンバーの車を駐車できない。

なんとか間に合わせてホッとしていると、

まずToshiが大阪からこの日のためにわざわざ来道したTakを乗せて現れた。

続いてAota、最後にMoccanだ。

それら3台の車を我が家の庭に置き、

荷物は全て私のハイエースに積み込んで出発だ。

我が家の庭には更にもう一台、

計4台の車を駐車できるし、常に除雪してそれだけのスペースを確保している。

それが私のクセだ。

 

 車を狩勝峠に向かって走らせる。

夕張からトマムまでは高速自動車道を利用。

もうなかなか一緒に登る機会がなくなったので、

随分久しぶりに集まったメンバーの会話が弾む。

特にToshi、Tak、Aotaの3人は仕事の関連もあることから、話しは尽きない。

すいている高速自動車道を快適に走らせ、

トマムから落合を経由して狩勝峠へ。

ここも道路はすいていた。

 

 9時40分、狩勝峠落合側7合目付近の駐車地をスタート。

この二日間はスノーシュー登山と決めていた。

樹林帯に入ると結構雪が深く、

スノーシューを飲み込んでくれる。

ルートは狩勝峠西に位置する『832mP』を目指し、

そこから稜線を伝って『905mP』へ。

そして東側から『狩勝山』に登り、

駐車地へ下山するという時計回りの周遊コースだ。

 

 樹林帯に入り、一旦小沢を渡渉して東のなだらかな斜面に取り付く。

この斜面を根気よく登っていくと『832mP』だ。

しかし足元はズブズブと辛く、

頻繁にラッセルを交代する。

こういう時は人手が多いと助かる。

ラッセルの交代はメンバー各々の体力に合わせてその距離を決める。

今はToshiが最も優れた体力の持ち主なので、

他のメンバーより長い距離をラッセルしてもらう。

ラッセルを交代しながら淡々と歩を進め、

11時ちょうど、『832mP』。

あまり興味がないのでどこの何かは知らないが、

巨大なアンテナが一基建っている。

ここまでの登路で右手(西)に見えていた『狩勝山』を、

ここではっきりと捉えることができる。

そしてまだまだ遠い。

積雪の状態が悪いので、その距離が更に遠く感じる。

 

 『832mP』からは南西に向かう稜線に乗り、一旦深く下る。

このアップダウンがこのルートの核心部だ。

私は3度目となるこのルートなので、

その情景が頭に叩き込まれているが、

この日初めて目にしたメンバーは気が遠くなる思いだったことだろう。

それでも雪が締まっていれば、

見た目ほど時間がかからないものだが・・・

ここは一貫してラッセルをした私だが、

『905mP』への登り返しで空腹によるスタミナ切れ。

全員簡単な昼食をとることにした。

その時だ。

いくらも時間が経たぬのに、Takがひどく寒そうにしている。

薄着だったのだ。

冬用のアウターを着用しているものの、インナーが薄い。

この前日大阪から駆けつけたTakには、

北海道の冬山ということの状況が認識しきれなかったのだろう。

本人も「甘く考えていました」との弁。

そうなると動くしかないので先に登るように指示。

ただ、他のメンバーも簡単に昼食を済ませ、

遅れをとらぬように登って行く。

そして最後に私がトレースに従って登って行くと、

ブッシュ帯で若干迷った形跡が・・・

それでもちゃんと方向を見定め、

12時20分、『905mP』。

ここからは眼前(西)に見える鋭鋒『狩勝山』を目指すのみ。

天候がよければ素晴らしい眺めとなるのだが、

ガスがかかったり晴れたりを繰り返す。

しかし最後の登りを目の前にすると、

全員感動してそれぞれのカメラやスマートフォンで写真を撮る。

そしてアタック!

急斜面はモナカ状の雪で登りにくい。

そんな悪条件をものともせず、Toshiがガンガン登り、

それにTakがぴたりと追随する。

そのあとは少々間隔を置いてAotaとMocchanが続く。

そんな時に私はと言えば、下方からみんなの勇姿をカメラに収める。

そして回りの風景を堪能した。

13時10分、『狩勝山』。

そこまで地吹雪状態だった強い風がここに来て弱まり、

厳しいかなと思った頂上が優しい展望台に変わった。

 

 しばし景色を楽しんだ後は一気に下る。

登るときにはきつい深雪も、

下りとなればクッションのように心地よい。

先頭を下る私のあとら続いてきたMocchanが「気持ちいい~っ!」と言えば、

それに続くAotaも「気持ちいいですねえ~」。

そんな下りを楽しんで、

14時05分、駐車地。

全員満たされた思いの山行を終え、

さっさと片付けを済ませて金山湖のホテル「LARCH」を目指した。

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2018.1.4 『768m峰』~『833m峰』~『850m峰』(夕張・大夕張) 夕張の無名峰を歩く

 今年の正月休み最終日の朝、

夕張市大夕張で目覚めると、

外は青空が広がっていた。

やっと晴れてくれた。

それでもちょっとゆっくり寝て起床。

 

 この日の山行は私の好きな夕張の山。

今回のルートは、未踏の『768m峰』に登り、

稜線を伝って昨春登った『833m峰』に立ち、

南隣りの『850m峰』まで歩を進めてそのまま下山するという、

周遊ルートだ。

これまで夕張市内の700~800m峰をあれこれと登り歩いてきて、

この『768m峰』は『850m峰』とつなげて登ってみたいというのが、

昨冬麓からこの山を眺めて思いつたことだ。

麓から見るこの山の頂上付近には樹木がなく、

純白の頂をもつ魅力ある峰というのが私の印象だった。

 

 7時40分、国道沿いの駐車地をスタート。

はじめは国道452号線を三笠方向に歩き、

左手に見える純白のぼた山を目指す。

かつて炭都として栄えし頃は、

こんなところにまで採掘坑があり、

立派なぼた山を積み上げたのだ。

そしてぼた山というのは何年経っても植生が自然回帰せず、

植物がまばらにしか生えない。

従って、そこがぼた山であるということは一目瞭然である。

 今回のルートは地形図が頭に入っていない。

急きょ変更して登ることにしたものだから、

私の動物的勘でルートを開く。

 

 ぼた山群を抜けると樹林帯に分け入るのだが、

都合よく古い作業道が現れてくれた。

しばらくそれを利用させてもらうが、

作業道というのは複雑に走るので、

分岐点での方向判断が難しい。

まあいつもそうだが、

自ら求める方向と離れ出したので、

適当な尾根に取り付いた。

夕張の山は尾根が複雑で、

ルートファインディングが難しいのだが、

ここは割とすっきりしていて、

初期のルート判断を間違えなければ自動的に良い方向へ誘ってくれる。

樹林帯で視界が効かない中を辛抱して登っていくと、

背後に北東方向の視界が開ける。

すごい高度感だ。

そこから急登となるのだがこの斜度がきつく、

雪面が締まっていたならピッケル、アイゼンが必要なところだ。

この度はほどよくスノーシューのアイゼンが効き、

緊張しながらも無難にクリアすることができた。

そんな急登を終えると、

麓から見上げていた純白の台地を目の当たりにする。

美しい頂上だ。

Hiromiがゆっくりと歩を進め、

やがて頂上に立つ。

9時35分、『768m峰』。

そこには期待以上の風景が広がる。

夕張の山って、ホント素晴らしいなあ・・・

 

 しばし風景に見入ったあとは、稜線伝いに『833m峰』を目指す。

概ね広めの稜線は、すっきりしていてブッシュがうるさくない。

ただ、一度倒木の複雑な枝に降り積もった雪を踏み抜いて転倒した。

片足がスノーシューごと雪中の枝の中に飲み込まれ、

全く身動きができなくなってしまった。

こんなことも珍しい。

Hiromiがいてくれてよかった。

埋没した片足を引き抜いてくれた。

ところが私の足を引き抜いてくれたHiromiが、

どういうわけかわずかな斜面を転がっている。

いったいどうなっているんでしょうねえ・・・

  稜線はアップダウンを繰り返しながら南下を続ける。

そしてこのルート中最も深いアップダウンを経て、

10時40分、『833m峰』。

このピークには昨春Hiromiと立っている。

この『833m峰』は地形図にその表記がなく、

HiromiのGPSによる測定値を標高点とした。

  『833m峰』から『850m峰』まではすぐだ。

10時50分、『850m峰』

ただこの『850m峰』を私は疑ってしまった。

これまでに何度も登ってきたピークではあるが、

どうも周りの景色が違う。

それでHiromiに高度を確認してもらうと、

紛れもなく『850m峰』だ。

どうも辺りの景色が勘を鈍らせる。

これまでこの山に登った中で、今回が最も早い時期だ。

従って白一色ではなく、

まだ笹がかなり露出しているので風景が違うのだ。

しかしそれも『850m峰』を下りだして解決。

中腹から全景を見渡して、 回を重ねて登ってきた山と納得。  

その後林道からトドマツの若木斜面を下り、

12時25分、駐車地。

いやあ、楽しかったねえ。

天候には少々悩まされた正月休みではあったが、

終わりよければ全て良し!

そんな感動をHiromiと二人、この夜「サイゼリヤ」で語り合った。

 

 

 

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2018.1.3 国境山(982m) 長い車道を歩いて

 3日の朝、南富良野町のとある快適な車中泊地で起床。

前夜までのだらだらとしつこく降り続いた雪は上がっていた。

車を道々占冠~南富良野線の南富良野側ゲートに走らせた。

ゲート手前に車一台分の駐車スペースがあった。

この道々は昨年の9月、逆の占冠側からMTBで走って峠を登り、

峠の頂上から『落合岳』に登った。

そのとき横目でこの山を見て、

積雪期に登るのに手頃な山だと感じていた。

 

  7時10分、ゲート手前の駐車地をスタート。

広く直線的な道々をスノーシューで歩く。

こんなロケーションではスキーの方が有利なのだが、

この連休はスノーシューと決めていた。

この道々を車で走ったことはあるが、

あまり印象に残っていない。

道々はあくまで広く直線的だ。

なが~い直線を歩ききるとカーブし、

またなが~い直線が現れる。

そして時期に道々と交差する送電線の下をくぐった。

この送電線が後で意外なことに・・・

  道々の適当なところから尾根に取り付いて頂上を目指すつもりだったが、

道々に残る古いが固いスノーモビルのキャタピラ痕が、

新たな新雪に沈むスノーシューを抑えてくれて歩きやすく、

また道なりに歩くと峠頂上までどのくらいの距離があるのか、

という興味も荷担して、そのまま道々を進んだ。

地形図でひどく遠回りなのはわかっていたが、時間はたっぷりある。

なにせ、Hiromiが長い距離を歩きたがるものだから、容易でない。

道々はやがて舗装路から砂利道へ。

と同時に道幅が極端に狭くなる。

そして嫌な雪も降りだした。

途中でこの道々の決壊箇所を目にし、辛抱強く歩き続け、

9時10分、幾寅峠頂上。

車道歩きに2時間を費やした。

これで昨秋の占冠側からと合わせ、

自らの脚でこの道々を踏破したことになる。

本当はそれをしたかったのかも・・・

  ルートは峠頂上から西に取り、『国境山』を目指す。

驚いたことに、道々を離れても雪は結構締まっていた。

そして間もなく鉄塔が現れた。

そう、下部でその下をくぐった送電線がそこを通っていた。

それで下山ルートは確定だ。

 

西に向かう広い尾根をゆっくりと登っていく。

この頃になると雪は止んだものの、濃いガスに辺りは白く包まれている。

淡々と歩を進めると、ピークに登りついた。

これが『国境山』か? と、

HiromiがもつGPSによる高度確認を要請。

しかし、目標は更に500mほど先であった。

これが私の脳内GPSの欠陥だ。

回りの景色が確認できないと、当該地点を特定しにくい。

今回単独だったなら、最初に立ったピークを『国境山』と勘違いして下山したかもしれない。

 何も見えないが、目の前に広がる樹氷の美しさを楽しみながらゆっくり登って、

10時05分、『国境山』。

う~ん、何も見えないが、

初登の山にはそれなりの感動がある。

風がほとんどないのが救いだった。

視界がない中、長居せずに下山を開始。

快適に淡々と下ると、間もなく鉄塔が見えた。

ここから送電線の下を送電線に沿って下る。

ここから目にする景色はこの日一番!

ふかふかの積雪の中を快適に下ると、時間をかけずに道々に下り立った。

車道歩きと比較すると、すごい短縮となる。

道々に下り立ったところでラーメンタイムとした。

その後またなが~い直線路をつなぎ、

往路でつけた自らのトレース上を楽々歩いて、

11時55分、駐車地。

 

下山後、翌日の帰省渋滞を回避すべく、夕張まで戻った。

夕張に戻るとホッとする私。

「レースイの湯」で汗を流し、大夕張に移動して車中泊とした。

この頃になると、この山旅で初めて青空が広がりだし、気持ちが明るくなる思いだった。

 

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2018.1.2 『0の山』~『721mP』  遠出しても雪に降られて・・・

 

 2日の朝Hiromiを拾って金山湖へ向かった。

天気予報ではどこもここも雪模様。

しかし何とか雪から逃れたく、

幾寅まで行ったものの、結局無駄だった。

全くモチベーションが上がらず、しばし呆然としていた。

そして結論。

「0の山にでも登るべやあ」

「あいよ~」

 

10時30分、ホテル「LARCH」横の林道除雪終点をスタート。

少しの間林道を歩くが、すぐに左手の北に向かう尾根に取り付いた。

それが頂上に向かって直登できる尾根と読んだ。

林道から外れると雪が少々深く、

スノーシューを飲み込む場面もある。

しかし、冬としては一貫して登りやすい部類だ。

登行尾根は読み通り直接頂上に突き上げた。

これが私の動物的勘である。

 

 頂上に達する前からHiromiが前を行く。

そして度々立ち止まる。

「どしたのよ?」

「頂上がどこかわからなくて・・・」

確かに頂上付近は吹雪いて見通しが効かなかった。

けれどHiromiだって、

四季を通じて何度となく登っている山、

頂上標識の前を通りすぎて先に下り出すことねえべえ~

頼りないねえ~っ!

 

 11時50分、『0の山』。

吹雪の頂上に滞在することはなく、すぐに西進を開始。

西に続く稜線を『721mP』目指して歩を進める。

昨年の『ミニ山の会』新年会の折りに歩いたルートだ。

稜線では樹氷が美しい。

少々のアップダウンを繰り返し、

降雪で何も見えない中『702mP』を経て、

12時30分、『721mP』。

ここで進行方向を南に変え、

尾根筋を一気に下る。

途中でラーメンタイムをとり、

見事なカラマツの森を楽しく下って、

13時20分、駐車地。

まだ時間は早かったが、

最寄りの金山保養所でゆっくり入浴。

体が温まった後で翌日の天候をチェックするも、近場では変わりなし。

金山湖に留まることにして、

早い時間から二人宴会だ。

だって、まだ正月2日だもの~

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2018.1.1 行く年来る年  我が家は思いがけないスタートだ

 

 あけましておめでとうございます

  本年もよろしくお願いいたします


 

 昨日大晦日の朝早く、

乃々と虎を迎えに行った。

アパレル業界で働く私の息子夫婦は、

この日も出勤で早番。

退勤後職場からまっすぐ我が家に駆けつけることとして、

ジジとババが孫たちを迎えに行ったのだ。

ところが乃々はインフルエンザにかかり、6日が経過したところ。

であるからそれはいいとして、問題は虎だ。

また新たな風邪をひき発熱。

迎えに行ったこの朝も嘔吐したと言う。

そして咳がひどい。

コンコンコンコンと、

ひどく苦しそうであると同時に、

「あっ、これはまたやられるな」という直感が働く。

思えば昨秋虎からもらった風邪が強力で、

2ヶ月を経過した今も咳が残る私だ。

その上虎はどういうわけかこのジジが大好きで、

すぐ私を目指して走り寄り、

両手を広げて抱っこをせがむ。

それがめんこくてなあ、風邪にやられることを覚悟してしまう。

  昨日の朝我が家に連れてきた虎は熱が38度ちょっと。

それでも子供は元気だ。

コロコロと遊ぶ。

ただ乃々もまだ外に連れ出して遊ぶわけにはいかないので、

家の中でだらだらと遊ぶ。

そして昼過ぎにこの夜の食材を買い出しに出た。

その頃には虎の熱も下がっており・・・

  虎の熱は夕方になってまた上がり、

39度を超えてしまった。

ババが座薬をさして落ち着く。

6時になったので子供達と最初の食事。

そう、仕事を終えて午後8時頃やってくる

パパとママを待ってはいられないので、

子供たちに夕食を与えなくてはいけない。

乃々はいつものように食べるが、食は細い方だろう。

それに対し、虎はたくさん食べるのだが、

やはりこの日はダメだ。

食が進まず口当たりの良いものだけを好む。

体調が悪いのだからしょうがない。

その後8時になってパパとママがやってきた。

そしてようやくみんなで

「かんぱーいっ!」

2017年も楽しいことがたくさんあったねえ~

遅くに始まった大晦日の宴は深夜まで続いた。

 

 今朝はわりとゆっくり起きて、

ジジとババがお互いに、

「あけましておめでとうございます」。

その後息子が起きてきて、

時間をおいてママ、乃々、虎が起きてきた。

虎は相変わらずひどい咳で目覚めたよう。

元旦の朝恒例のババ手製雑煮をいただき、

今日も出勤のパパをJR駅まで送って行った。

その頃ババが虎の額に手を当て、

「まだ熱が高い」と言う。

そして看護師であるババの助言で虎を救急病院へ連れて行くことにした。

ババを家に残し、Sa~と乃々、虎、私で病院へ。

元旦だというのに、予想以上に体調が悪くなる人が多いことに驚いた。

虎がかかった小児科にも次々子供たちがやって来る。

虎が受診した医師によると、

心臓の音が気になるとのことでレントゲン撮影となった。

そして乃々と絡み合って遊びながら2時間かけて待ち、

最終的に中耳炎とRSによる気管支炎と診断され、

薬をたっぷりもらって昼過ぎに帰宅。

元旦早々今までに経験したことのない心配事から解放された。

当の虎は医師の処方箋による薬のおかげでみるみる元気になった。

今日出発する予定だった山旅は明日に延期する旨Hiromiに伝えたが、悪いことをした。

乃々、虎ともまたたくさん遊び、

夕方札幌の自宅に送っていった。

 

 そんなドタバタから始まった2018年はどんな年になるだろう?

とにかく新たな1年がまたスタートした。

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