北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2024.8.10 『嶺泊』(ミネドマリ・219m) 広い景色と涼を求めて・・・
昨日の朝自分のベッドで目覚めると、
なんかどよんとして、
疲れがずっしりと残っている感じだった。
仕事の疲れなのか、
暑さのせいなのか?
我が家は5年ほど前、
1階にエアコンを付けたものの、
2階にはないので、
私の2階の寝室は窓を全開にし、
扇風機のスイッチを入れたまま寝る。
この扇風機の風が疲れるのだろうか?
とにかく寝た気がしない。
この週末はHiromiが女子会登山で地方に出かけたため、
単独行動となる。
しかし暑くて全くやる気がしない。
とにかく軽装で登れる山を選定することだ。
そこでこの日は風通しが良く、
広い風景を眺められる日本海側へと出かけた。
国道231号線を走り、
厚田区嶺泊地区で林道に入った。
しかしこれは林道ではなく、
農道なのかもしれない。
これに入って行くと、
別荘地のようなところを通り過ぎる。
道外からの移住者が多く住んでいるようだ。
そんな光景を眺めて奥へと進み、
国道から3kmほど入った地点にある、
廃屋横を駐車地とした。
この先もゲートはないが、
周囲の風景が美しいところなので、
あえてそこから徒歩とした。
歩き出すとすぐに伐採地が現れる。
そこに立ち寄り広い風景を眺めた。
ここの緑は伐採地ではなく、
元々原野だったのか、
あるいは放牧地だったのか?
木の切り株が見当たらないので、
伐採地ではないようだ。
再び林道に戻り、
広い風景を眺めながら歩く。
この辺りは『阿蘇岩山』(一等三角点・418m)の、
すぐ西側に当たる。
予定の「嶺泊」のピークへは後ほど上がることとし、
まずはそれを通り過ぎて、
もう一つ奥の原野へと向かった。
直線的な林道の奥で、
荒れた作業道に入る。
そして雑草にまみれた作業道の奥に、
素晴らしい草原の風景が広がった。
とにかく広くて気持ちがいい!
南に風車の風景が見える。
この風車の風景も私は好きだ。
草原をしばらく歩き、
南側の風景を眺めて引き返した。
西側にはこれから復路に入って立つ、
「嶺泊」のピークが見えている。
その後一旦林道に戻って、
復路で三等三角点「嶺泊」のピークに上がった。
三角点は古い金網の中にあるのだが、
前回それを探しても見つけられなかった。
今回は軽装なのでパス。
この金網はいったい何だったのか?
ここで日本海の風景を眺め、
林道に戻って駐車地へ。
今回が私にとって今年100回目の山登り。
これで年間100回以上の山登りは、
24年連続達成となった。
暑くて歩くのがきついが、
せっかくの好天だ、
好きな風景を眺めるため、
もう一座に寄りましょう!
2024.8.9 『中小屋』(ナカゴヤ・309m) 雨が降り出す前に・・・
盆前の繁忙期が昨日でようやく終わった!
毎年7月はじめから盆の直前まで、
土曜も出勤となり、
週一休みしかなくなるため、
山にも思うように向かえずストレスをほとんど抱えない私が、
随分そのストレスを抱える時期だった。
しかしこのたびは来年5月末の定年退職を控え、
まあ余裕の繁忙期だった。
また、新型コロナウィルス禍で休みばかりだった3年間の前の忙しさが、
いまだに戻っていないのも、
ただのアルバイト社員の身としては幸運だった。
今日は「じきに雨が降り出す」という天気予報だったので、
途中で降られてもいいように、
足もとがきれいな当別町の「中小屋」に登ることにした。
当別町中小屋で駐車地となる「中小屋墓地」に入って行くと、
何やら工事標識があり、
その先で林道工事が行われている模様。
しかし中止することなく林道へと入ることにした。
ただ墓地の先へと続く道はNTTの管理道路だ。
そこに林道とは?
と首をかしげながら歩いて行くと、
NTTのゲート前から右に新たな林道が開削されていた。
そして伐採だ。
伐採作業のため新たに林道を整備するようだ。
いつものように施錠されたゲートを越えて進む。
するとこれまたいつもの夏のように、
路肩の雑草が伸びて管理道路にはみ出している。
ところが私の背丈の倍はあろうかというイタドリが、
今年は目立つほど育っていない。
不思議だ。
目の前にNTTの巨大アンテナを見ると、
右手に林道が現れるのでこれに乗り替える。
そして直線から大きく蛇行した先に第二のアンテナが建ち、
その先で作業道に入る。
伐採地の中に続く作業道だが、
この伐採地は数年が経過しているので雑草が密度を増して、
短パンという軽装では進行が不可能となり、
ここでリタイア。
確か昨夏までは短パンで入れたと記憶する。
雑草の勢いは凄まじい。
復路に入り空知平野を一望できるところで、
広々とした風景を楽しみ、
滑る古く荒れた管理道路を下った。
途中で拾った実はコクワか?
かじってみりゃわかるがそんな気にもなれず・・・
Hiromiがいたらかじってみて、
「あま~い」と言って食べてしまうんだけどねえ。
と思っていたら雨が落ちてきた。
それでも本降りになる前には駐車地に着いた。
今日は7連休の初日なんだがどうも疲労感が抜けない。
やはり週一休みが続いて疲労が残ったか?
早々と帰宅して久しぶりに昼寝をした。
平和ぁ・・・
さて、明日はどこに登ろうか・・・
2024.8.4 『竹の子山』(156m) 食うわ食うわ~
先日の週一休みである日曜日、
栗沢町で霧雨の林道歩き約10kmを終え、
山中から田園地帯に戻ると、
それまでの霧雨が突然強い雨に変わった。
大粒の雨がフロントガラスにビシビシたたきつけてくる。
「こりゃあダメかなあ?」、
と思いつつも、
近くの「レインボウ林道」に入った。
こちらの林道も舗装されているが、
狭いので要注意だ。
そしてこの林道を車で走行していると、
何と雨が上がった。
どうやら小さな雨雲が通り過ぎたようだ。
こちらも足もとがきれいな路側帯に駐車。
ここもまたほとんど車が通ることのない林道歩きだ。
そして標高の低い丘陵地帯だが、
私はこの辺りの風景が好きで、
時折訪れる。
舗装された林道を、
最高標高辺りで左手の作業道に入った。
伐採の際に利用された作業道だが、
もう荒れて雑草にまみれている。
しかしそこにこの季節の花が咲くと、
美しい風景が引き立つ。
そんな気に入った風景を眺めながら歩いていると、
前を行くHiromiが突然、
「イチゴだ!」と叫んだ。
見ると真っ赤なキイチゴがびっしり実っていた。
このキイチゴを後で調べてみると、
「エビガライチゴ」と言うらしい。
果物大好きなHiromiが、
「これ食べれるんだべか?
食べたら腹痛くなるかなあ?」、
と心配しつつも、
一つ採って口に入れた。
「うん!? 甘い!!」。
それからのHiromiがすごかった!
次々にもぎ取って、
どんどん口に運ぶ。
両手で採って右手を口に運んだかと思ったら、
続いて左手を口に運ぶ。
先日「イチゴが食べたい」、
と言っていたHiromiだが、
「高くて買えない」と言って買わなかった。
そんなHiromi、
いくらタダだからと言って、
そうむきになって食うことねえべ!
Hiromiがイチゴ頬張る様子はしばらく続いた。
そして言った、
「こんなに食べたら、
昼のコンビニ弁当食べれないんでないべか?」。
いったいどんだけ食ったのよ!?
私はHiromiがイチゴをむさぼる光景に飽き、
辺りの風景に見入っていた。
Hiromiが適当なところでイチゴに決別。
しかし名残惜しそうに先へと進む。
そしてまた現れれば、
即つまんで口に入れていた。
そしてしばらく歩いて、
「竹の子山」のピーク直下へ。
しかしわずかな距離の、
雨に濡れた笹を漕ぐ気になれず、
体を翻して復路に入った。
Hiromiは復路でも数度、
イチゴをもぎ取って食していた。
この日この辺りではセミの鳴き声が激しく、
それがジージーと耳奥に刺さりこんでくるようで、
不快な場面も。
そんなセミが低い笹なんかにもとまっていた。
そして駐車地へ。
林道を抜けて栗沢町に下り、
コンビニで昼食とした。
その後帰途に着くと、
南幌町の田んぼでタンチョウのつがいが羽を休めていた。
こうしてそのことを冷静に伝えているが、
私は先月で70歳になった今、
初めてタンチョウをこの目で見た。
いやあ、それはそれで感激~
その後一旦帰宅し、
夕方あらためて反省会とした。
2024.8.4 『二ノ沢』(279m) 霧雨の林道歩き
一昨日の土曜日も出勤日だった。
そして盆前の週6勤務がようやく終わった。
6連勤の週が続くと、
曜日の感覚がつかめなくなり、
「今日は何曜日だったっけ?」、
という場面が何回かあった。
土曜日までの勤務を終えて、
ようやく日曜日1日の貴重な時間なのだが、
あいにく雨だ。
前週の日曜日も雨にたたられた。
どうもついていない。
だからと言って、
山に向かわないという選択肢はないので、
近場で林道歩きを楽しむことにした。
昨日の朝Hiromiを迎えに行き、
栗沢町上幌に向かった。
そして「シコロの沢林道」に入った。
舗装された林道を2kmほど走ると、
「千代谷貯水池」が現れる。
Hiromiを迎えに行った時点で、
まだ曇り空だったが、
「シコロの沢林道」に入るころには、
既に霧雨が降りだしていた。
霧雨に煙る「千代谷貯水池」を眺め、
更に林道奥へと車を走らせた。
対向車が現れると危険なので、
ゆっくり走って行くが、
実際にこの林道を走行する車はほとんどない。
「千代谷貯水池」から3kmほど奥まで走って、
広い路側帯に駐車した。
この林道にゲートはないが、
足もとのきれいな路側帯に車を置いて歩く。
辺りはガスに包まれ、
そこに霧雨が降っていた。
Hiromiは薄い雨具を着用したが、
私は暑くてかなわないので、
濡れる覚悟でスタート。
スタートして間もなく舗装が切れて、
通常の林道となった。
霧雨が降り続く林道は、
特に見るものもなく、
ただ淡々と歩いて行く。
見るものがないと言っても、
緑は美しいけどねえ。
しかしそれも霧雨に濡れる鬱陶しさをカバーしきれない。
駐車地から3kmほど歩き、
左に現れた支線に入った。
すると路面の状態が悪くなり、
雨でぬかるんでいた。
そんな深いな路面の歩行に耐え、
分岐から1kmほどで、
林道を離れて藪に入った。
目指すピークはすぐ目の前だ。
そして四等三角点「二ノ沢」。
ここに立つのは三度目だが、
過去の二度ともHiromiと一緒に訪れたものだ。
しかしHiromiは何も覚えておらず、
今回が初登のつもりでいた。
復路に入っても霧雨が止むことはなく、
また淡々と歩を進めた。
ここは吸血アブがけっこういて、
時々肌を露出している腕を噛まれた。
帽子に付けている「オニヤンマ君」は、
やはりアブには効果がない。
ただ、スズメバチには効果があるようで、
この日も飛来してきてはすぐに去って行った。
また、往路では気付かなかったが、
キイチゴが大量に自生しているところがあり、
Hiromiがおっかなびっくり口に入れた。
もう終わりかけだったが、
見た目は美しく癒される思いだ。
霧雨は往路より幾分小降りになったが、
決して止むことのないまま駐車地へ。
一刻も早く鬱陶しい山から抜け出したいと、
車を走らせて行き、
林道を抜け切ると雨が降り出した。
それもかなり強く・・・
2024.7.28 『長官山』(チョウカンザン・254m) ここも緑が美しい!
先日週一休みの日曜日、
雨の中で夕張の『冷水山』に登った後、
午後一番で予定があるHiromiにも、
まだ少し時間があったので、
帰途の途中「馬追丘陵」に寄り、
『長官山』に登ることにした。
それも雨の中なので、
長沼スキー場から舗装道路を歩く。
スキー場麓の駐車地に着くと、
雨がほぼほぼ上がった状態になった。
またいつ降り出すかわからない空模様だったが、
まあ濡れてもいいやと、
私は雨具なしでスタート。
トレーニングコースとして、
これまでにずいぶん登り歩いた馬追丘陵だが、
スキー場下から歩き出すのはいつ以来だろう?
最後にここをスタートしてから、
既に2年くらい経過しているような・・・
広く立派な舗装道路を歩く。
しかし、この旧「マオイゴルフ場」へと続く、
広い舗装道路を車が走ることはめったにない。
この山越え道は、
どこへ行くにも近道になるわけじゃなし、
走る意味がないからだ。
それでHiromiは安心しきって、
堂々と道の真ん中を歩く。
それに対して小心者の私は、
常に道の端を歩いて行く。
歩き出してすぐ目についた、
不法投棄のゴミ袋が腹立たしい!
見れば地元の指定ゴミ袋だ。
何故決められた日に、
町内のゴミステーションに出さない?
不思議でしょうがない。
蛇行して高度を上げて行く舗装道路の途中、
長沼スキー場のスロープに出るところがある。
そこから北長沼と、
隣町の栗山町の田園地帯が見渡せる。
のどかでなかなかいい風景だ。
そして再び舗装道路を歩き出すと、
今度は東側の風景を見渡せるポイントがあるのだが、
この日はまだ雨雲が漂っており、
遠くまでは見通せなかった。
舗装道路はやがて、
巨大アンテナを越えたところで最高標高に達する。
そして少し下ったところで分岐となり、
旧「マオイゴルフ場」方面に下って行く。
ここで舗装道路を離れ、
左手の砂利道に入る。
これは長沼町の名所である、
「文学台」へと続く車道だ。
この道路は秋になると、
素晴らしい紅葉を楽しめるポイントだ。
この秋も必ず訪れないではいられないだろう。
そんな紅葉のビューポイントが、
今は緑豊かで美しい。
「緑」は針葉樹の濃いものより、
落葉樹の明るい色が好きだ。
薄暗くガスっぽい空気の中ではあったが、
美しい緑の空間を楽しめたことは、
ここに寄った大きな収穫だった。
「文学台」へと続く砂利道から、
左の遊歩道に入る。
するとようやく「山道」といった趣となる。
そして間もなく『長官山』の頂上だ。
馬追丘陵にはちょくちょく訪れているのだが、
『長官山』のピークに立ったのも久しぶりだ。
いつも人がいると思われ、
ついパスしたくなる。
もう雨がすっかり上がった空の下、
速やかに下山を開始。
Hiromiの次の予定が気になる。
短時間で登れる山に立ち寄ったものの、
やはりそれなりに時間を食ってしまった。
遊歩道から砂利道へ。
そして舗装道路を快適に下り、
最後は広い直線道路を、
悠々と歩いて駐車地へ。
すぐ帰途に着き、
Hiromiを送り届けて帰宅した。
馬追丘陵で一旦上がった雨は、
また降り出して、
結局この日は終日雨模様。
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