東京国立博物館(東博)に特別展「東大寺大仏 -天平の至宝-」を観に行った私(記事はこちらとこちら)、特別展だけを観て帰るはずもなく、予定どおり、公開中の庭園と本館の平常展も観てきました。
というか、先週の土・日の2回に分けて観てきました(パスポート、ありがたし)
本館(日本ギャラリー)の威風堂々とした入口ロビー、いつ行っても格調が高くてステキですなぁ
この大階段は、最近ではこんなところにも登場していましたっけ。
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先週土日の本館(日本ギャラリー)を紹介する前に、庭園を観てみましょうか。
庭園入口ではスイフヨウが白とピンクに咲いていました。
と、近くに設置してある説明書きを読みますと、
スイフヨウ
アオイ科
Hibiscus mutabilis Linn.
f.versicolor Makino
酔芙蓉 フヨウの八重咲きの品種
花は白色一日花で夕方には酔った人の顔のように赤く変わる。
とあります。
あれぇ?まだ13時ちょい過ぎだというのに、もう「夕方モード」に入っている花があるということですか?
いくら「秋の日はつるべ落とし」とは言え、ちょいと気が早過ぎやしませんか?
それはさておき、庭園に入っていきましょう。
ありゃ、、、、カエデが青々としています。
池の周りも、ほんの一部の木が紅葉し始めた段階です。
ちらほらと見られる落ち葉が「秋」の気配を感じさせてくれますが、まだまだの感強しですなぁ。
そういえば、去年の「秋の庭園公開」に来たのは11月末で、こんな風でしたっけねぇ。
ちょいと時期が早すぎたようです。
本館前のユリノキも、まだまだ葉っぱが元気でした。
庭園は、12月初めにでも、もう一度来て楽しむことにしましょうか。
それでは、本館の館内に入りましょう。
まず、大階段の脇にひっそりと入口がある特別5室の特集陳列「仏像の道-インドから日本へ」。
私、この「如来坐像」が大好きなんですよ
。
2~3世紀のガンダーラの仏さんで、くっきりとした目鼻立ちとか、ちぢれた御髪(おぐし)がエキゾチック。
こちらの「菩薩立像」もなかなかです。
ガンダーラ仏は、他に、東洋館が工事中の間、表慶館(アジアギャラリー)に仮住まい中の方々もいらっしゃいますが、どれもかなりステキです(今回は観てきませんでしたが…)。
例によって、記事のタイトルにもたどり着いていませんが、きょうはこの辺で。「その2」では、「秋真っ盛り」の展示をご紹介する予定です。