2014年 7/25(金)~27(日) 天気:晴れ・晴れ・雨
北ア 白馬岳~不帰嶮~五竜岳縦走に行ってきました。
メンバー:Apple・他1名の2人パーティ
装備:補助ロープφ6.0×12m
今回の登山行程は、前夜発車で常磐道=首都高=中央道=安曇野IC=R147=R148=白馬第2Pまで入る。
25(金):白馬第2P=7:00猿倉~7:50白馬尻~13:00-40村営頂上山荘~16:15-30白馬鑓ヶ岳~17:30天狗山荘(泊)
学生のころ白馬山荘と五竜山荘でバイトしていたM君、不帰嶮を越えたことが無いのが心残りとのこと。
その願い私が叶えましょう。
せっかくだからついでに八峰キレットも越えて鹿島槍ヶ岳も制覇しようと計画を立てる。
高い所は苦手のようなので一応簡易ハーネスも準備する。(私も苦手)
後は天気のよさそうな梅雨明けを見計らって休みを取ってもらう。
混雑の猿倉から出発するが登山道も人が多い。ハイシーズンはこんなもの?
しかたないのでガンガン飛ばす。100人以上抜いて白馬尻小屋に到着。
ここから雪渓歩きなので抜くのも大変だけど飛ばして行く。
寝不足と始めの飛ばし過ぎが効いたかM君どうも体調が悪いよう。
大雪渓の雪が切れる所で超~大休止する。
村営頂上山荘に着くと私の足の調子が悪くなり、ここでも大休止する。
天気は良いので白馬岳は止めて、天狗山荘まで進むことにした。
最悪ビバーク可能なように水は多めに補給し出発。
それからはかなりのペースダウン。(>_<)
杓子岳はトラバース、白馬鑓ヶ岳はトラバースできないので山頂を踏む。
なぜかM君は元気になりルンルンと歩く。
天気は微風快晴で天気が崩れる心配もないので、景色と花を愛でながらスローに進む。
暗くなる前には小屋に到着。
天狗山荘は食事も良く、ゆったりと泊まれる良い小屋でした。
頂上小屋に到着 水場の雪渓の先に白馬山荘 頂上小屋のテント場
花と白馬岳 白馬三山の稜線 白馬鑓ヶ岳をバックに 杓子岳のトラバース道
26(土):6:45天狗山荘~7:05天狗の頭~9:05不帰キレット~11:50-12:40唐松岳~13:05-15唐松山荘~15:50五竜山荘(泊)
今日は、第1の目標の不帰キレット越えである。
天気も良く風も微風である。
天狗の頭を過ぎ天狗の大くだり手前までは平凡な縦走路を歩く。
不帰キレットへの下りは急で長いガレ場で、落石に注意しながら進む。
キレット鞍部は平坦で休むには丁度いい広さがある。小休止。
振返り大下りを見上げるが、ここは登りたくないと思える。
一峰~不帰嶮~二峰尾根~二峰が核心であるが、危ない所は2ヶ所のみで慎重に登れば問題ない。
M君もロープ不要とのことなのでフリーで登る。
唐松岳に着くと大変な混雑で、写真を撮ってさっさと下る。
唐松山荘を出発すると、またまた足の調子が悪くなった。
歳のせいか昨日の足の疲労が回復しないようである。
天気は良くガンガン照りの中、ヘロヘロになりながらスローに進む。
やっとこ小屋に到着。
さすがに知り合いはもう居ないようだが小屋はまったく変わってないとM君は感慨深げだった。
夕食のいつものカレーはまったく変わっていなかった。
天狗の頭への稜線 雲海と八方尾根 天狗の頭 天狗の大下りへの稜線
天狗の大下りへ 不帰キレット 不帰一峰 天狗の大下りを振返る
27(日):8:00五竜山荘~10:15中遠見山~11:50ゴンドラ上駅=12:10白馬五竜スキー場
昨夜は大分風が強かったらしい。テント泊の人たちはあまり眠れなかったようだ。
五竜岳山頂は風速15mは越えているだろう。雨も強くなりガスも出て視界は悪い。
下山を決め、ここから白馬五竜スキー場に向かう。
白岳を越えるには強風で大変だったが、西遠見山を過ぎるころには風は収まってきた。
雨の中の視界の無い遠見尾根は平凡で長くて飽きる。
中遠見山あたりを過ぎた頃から晴れ間が見えるようになったが、稜線は雲の中である。
エスカルプラザに着くと前に来たときよりすごく綺麗になっていた。
八峰キレット越えはまた次回ということで、温泉入って信州そば食べて帰路につく。
by Apple