きままな雑記帳

ごく普通のあんちゃんのきままに記す日常日誌

マックスコーヒーってご存じでしたか?

2018-03-31 20:19:57 | うんちく・小ネタ
おそらく千葉県にお住まいの方や出身の方にはお馴染みの缶コーヒー。

それがマックスコーヒー。



はい、とっても甘くてグラニュー糖などが多量に入ってるのではないか?と思えるくらいの缶コーヒーです。

こちらの商品、私が子供の頃は定番の缶ジュースでして、夏場の冷えた状態もいいのですが、より甘さを感じさせてくれるのが冬場のホットバージョン。

子供心に一口入れるだけで>『甘ぇぇぇぇぇ!!!』となるくらいに甘い。

子供(とくに小学生低学年頃)の頃って、甘さに飢えてる頃じゃないですか、甘ければとにかく美味しいとすら思えてしまう年頃(だから乳歯が溶けて虫歯などになりやすい状態になってしまうのですが)。

そんな年頃の男子小学生の舌をもってしても甘い!!と断言できるくらいに甘さ抜群の缶コーヒーでした。

たぶん、現在よりも甘さは強かったと思います。昔はヘルシーなんて意識はとくにありませんでしたから。

コーラよりも甘いドクターペッパーなる炭酸飲料もあって、これも甘かったですからねぇ(個人の感想です)。



小学校の集会で魚の骨をドクターペッパーに1週間浸けて、グニャグニャになる状態を見せて飲み過ぎないようにと指導されたことを今でも憶えております。

あれはインパクトがあって、集会後の教室で魚の骨が本物か偽物かで論争が起きたほど(笑)

本質は健康の為にそういったジュースを飲み過ぎないようにってことなんですけど、当時の小学生(とくに男子)は「あれは偽物だ、骨があんなにグニャグニャになるわけない」とか「やはりあれは本物だ」「いやいや、魚の骨だからあーなるのであって、人間の骨なら平気」とか、果ては翌日になると「親に聞いてきたら骨は弱くならない」や「とりあえず牛乳を飲めば回復できるって言われた」とか結局は何が何だかわからなくなってしまうパターン(世の中の論争ってこんなもんですよね)に(笑)

とまぁ、お話が逸れましたが、とにかく甘い飲み物の代名詞だったマックスコーヒー。

千葉県ではごく当たり前に自動販売機でも必ず入っている種類の飲み物なんですが、これがじつは限定販売だったと知ったのは中学生の修学旅行に行く時でした。

中学校での修学旅行の行き先は京都&奈良。

京都では一日タクシーを借り切って班ごとに自由に観光地を廻るというプランでして、お世話になるタクシー運転手さんにお土産を持って行こうということになったのです。

ここで、千葉にしかない物をお土産にしていこうという我が班のメンバー。その心意気や良し。

でも、何を持参して行けば良いか??

中学生がまさか地酒などを持っていくわけにはいきませんので、あれこれと調べていますと(90年頃のお話なのでインターネットなどは当然ありません)、メンバーの一人が「マックスコーヒーってさ、どうも千葉だけの限定販売らしい」という情報を入手してまいりました。

へ?あれって千葉だけなの??

皆、その発言をしたメンバーの顔をじっと覗き込みます。

そのメンバー「父ちゃんが長距離運搬の仕事で県外に行くんだけど、マックスコーヒーは見たことがないってさ」

なるほどねぇ、それは知らなんだ。

ではマックスコーヒーを手土産に持参しますかねぇとなりまして、現在は撤退していますが、当時は中学校のそばにあったスーパーにて、皆で小遣いをはたいて、マックスコーヒーをひと箱購入して京都へと持参したのでした。

いやはや、さすがに缶コーヒーをひと箱は重かった(笑)

しかも初日は奈良ですから、とりあえずバスに積んだままとしてもバスまでや宿泊先では持って歩かなくてはなりません。

他の班から「お前ら、何を持ってきてるんだよ」とツッコミがあっても動じずにとにかくタクシー運転手さんに渡すことのみを考えた我々。

タクシー運転手さんがそんなひと箱も渡されて、困惑するってことも考えてすらいません、あぁ、青春ですなぁ(笑)

ようやく京都での自由行動、その時がやってきました。

我々:「今日一日、どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m」

運転手:「あー、こちらこそ。ようこそ京都へ」

我々:(京都弁じゃなくて普通の言葉でしゃべるんだなぁ・・・)本場の京都弁を期待していただけにちょっと残念。

我々:「あのう、つまらないものですが、千葉から持参しましたお土産です。よろしければ皆さんでどうぞ」

運転手:「これはおおきに。えっ、箱(゚д゚)!

そりゃ驚きますよね、中学生が修学旅行にわざわざ缶コーヒーをひと箱持参してきたんですから、千葉県から。

とにかく荷物になるのでトランクの奥の方へと収納されたマックスコーヒーひと箱。

そのまま我々は修学旅行を堪能し、後日、運転手さんの会社から学校へと御礼のお返事をいただきました。


先日は大変なお土産をありがとうございました。

いただいた缶コーヒーは会社にてありがたくいただいております。

疲れた時の甘味として非常に美味しい珈琲をありがとうございました。


やっぱり、京都の人もマックスコーヒーは甘いと感じるんですねぇ。

学校の教師からは「お前らは何を渡したんだ?」と訊かれたので「マックスコーヒーですよ、ひと箱。千葉限定らしいので珍しいと思いまして」と答えると「お土産に持って行ったのか・・・」としばし絶句しておりました。

その後、マックスコーヒーは全国販売を開始し、また縮小したようですね。

糖尿病を患っている現在の私では、さすがに飲もうとは思いませんが、懐かしい思い出の缶コーヒーです。














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懐かしの遠足の思い出~危うくクラス全員が遭難!?in千葉県市原市・大福山~

2018-03-28 13:52:46 | 大多喜・市原・君津
これは私の高校時代の思い出話です。

高校に入学して一月程度が経過した5月初旬だったと思います。

桜も葉桜となり、深緑の季節を迎え始めた頃に、親睦を深める目的で地元の山をハイキングするオリエンテーションが開催されました。

この山登り、クラスごとに分かれて登山をして、最寄りの駅まで行って解散となる流れ。

引率はクラスの担任教員が担当し、隊長よろしくクラスをまとめて山登りをしながら親睦を深めようっというじつに健康的な企画です。

こういう遠足ともなれば、高校生になっても「バナナはおやつに入りますかー?」とか「おやつはいくらまでもっていっていいでしょうか?」なんて質問する者もいます(笑)

さすがに高校の教員ともなると、慣れたもんで「はいはい、アホなことは質問しない」とシャットアウト!!

でもここで、我々はもっと重要なグッズを用意するべきなのでした、そう、地図とコンパスを。

さて、目的地は千葉県市原市南部にある『大福山』



出発地点は小湊鉄道『月崎駅』

大福山を経由して養老渓谷駅まで歩くルートです。



大福山には展望台もあり



晴れていれば見晴らしもいい。



さて、無事に行けるのか?

総勢40名程の男女高校生、いざ月崎駅から大福山へと勇んで歩きだしました。

最初は元気な高校生と教員の我がクラス。

それはまだ道もしっかりしているし人家もまばらとはいえ存在するからです。

やがて山道へと向かうようになると、徐々に口数も減っていきました。

ウネウネと細い山道を延々と歩き、ようやく大福山に到着。

なんとか展望台でランチなどをして、いざ下山です。



ところがここでアクシデントが密かに進行しておりました。

じつは先頭を歩く担任が、数分ごとに立ち止まって地図を見ながら周囲を見回しているのです。

それが道を進むごとに頻度が増加・・・。

さすがに引率される生徒たちも気づきます。

まさか、迷子ってわけではありませんよね??

担任:「どうも迷ったらしい・・・」

えぇー!!!


こんな山の中で??

たまたま担任のそばで歩いていた私、なんと担任から無茶ぶりしてきました。

担任:「そうだ、お前は地元だろ?案内役をやれ」

いやいやいや、地元といっても隣町なんですけどね。しかも初めて来た場所だし・・・。

んなことを言っていても事態は好転などしませんので、とりあえず何ができるか?を考えます。

1992年当時、現在のようにGPSもなければケータイなどもありません(存在しても電波圏外)。とりあえず、人がいる場所まで行かなくてはなりません。

といっても山の中。家なんて存在すらしておりませんので、目をつけたのが田んぼや畑。

深緑の季節になれば、農作業をしてる人もいるだろう・・・という考えです。





しばらくウロウロと歩いていると現れてきました、田んぼと畑!!

しかし、なかなか人には出くわしません。

うーん、考えが甘かったか・・・。

こういう場合、不安げな表情を見せては集団心理として不安からパニックになります。努めて明るく、そしていかにもゴールがあるかのように振舞います。

とにかく一本道、なんとか下っていくと、ようやく農作業をしているおっちゃんを発見。

やった、ようやく地元民に出逢えた(≧◇≦)

ここで観光客と出逢ってもたいした情報は得られませんから、姿恰好を見て、どう見ても農作業をしてる地元のおっちゃんと判断。

担任:「あのぅ、養老渓谷の駅まで行きたいんですけど、道を教えてもらえませんかねぇ?」

恐る恐る伺いを立てる担任、さすがにこういうことは教員という立場上、率先してやります(まー、当たり前といえば当たり前)。





おっちゃん:「渓谷の駅?あー、このまま進んで〇〇の場所を曲がって歩けば行けるよ。」

担任:「どのくらいで行けますかねぇ」

おっちゃん:「そうさなぁ、まーそんなに歩かねーよ。うん、近い近い」

私はどう考えても近いとは思えなかったのですが、これを聞いた担任「そうですか!!」と狂喜乱舞しそうな勢いでクラスの全員に説明。

クラスのメンバーもようやく具体的なゴールがわかって一安心したのか、笑顔を見せるようになりました。

でも、実際はそんなに近くもなかったのですよ(笑)

行けども行けども駅や線路はおろか人家もろくに見えてこない田舎道。

かれこれ1時間以上は歩いたところでようやく駅を発見したのでした。

この時の担任のため息まじりに出た心の言葉がこちら。

田舎の人のすぐってのは、全然すぐじゃないんだなぁ・・・(;゚Д゚)


たぶん、徒歩でなんて行かないんだと思いますよ、地元の人は。基本的に自動車やバイクでの移動なんですから。

担任よ、地元のおっちゃんは何も悪くはないのです、悪いのはしっかりと地図などを用意して位置の把握をしなかった我々なのですから。

こうして、帰りの小湊鉄道に乗車する我々のクラスは、よそのクラスの高校生と較べて疲労度の濃い高校生として帰宅の途についたのでした。

ちなみに私は普段よりも短い帰宅距離だったので、とくに疲れを出さずに帰宅したのでした。

これが、私の印象に残ってる遠足です(笑)




















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宮沢りえ再婚のニュースと『ぼくらの七日間戦争』

2018-03-20 20:00:41 | 映画・音楽
先日、たまたまネットのニュースで知った『宮沢りえと森田剛の結婚』ニュース。

へぇ、宮沢りえは結婚するのかぁ・・・と呑気にしてましたが、一世を風靡をした女優さんの一人。

80年代後半から90年代初頭の『りえブーム』は凄かったですからねぇ。

あの頃って、広末涼子もそうですけど、とんでもない人気だったもんです。

そして今も変わらぬ美貌を保ってます。

それはさておき、先日たまたまコンビニで懐かしい名曲ベストアルバムを見つけて購入いたしました。



TMネットワークとカーペンターズ。





ちょうどドライブなどでバックサウンドに新しい曲を加えたいと考えていたので即購入したものです。

TM NETWORK / Get Wild(TM NETWORK FINAL MISSION -START investigation-)


Be Together / TM NETWORK


さすがベスト盤。

往年のヒット曲をそろえております。

最後にこの曲もセレクトされてました。

SEVEN DAYS WAR


そう『ぼくらの七日間戦争』の主題歌です。





ぼくらの七日間戦争


ここで宮沢りえが脳裏に浮かびます。

そっか、この作品も出演してるんだよなぁと。

当時の屈託のない笑顔などを見て現在の大人の雰囲気の姿を見て、色々と経験されてきたんだなぁと感慨に耽ったのでした。








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山あいの小さなターミナル駅『上総中野』~二つのローカル鉄道の出逢う終着駅~

2018-03-16 12:52:55 | 上総中野
先日の休日。

何気なく出かけた地元の駅『上総中野』。





普段は人もまばらな山あいの小さな無人駅のこの駅に、この日は駐車場も満車になるくらいの人だかり。





そっか、キハが来てたのか・・・、おや、小湊もいるじゃないか!!

いすみ鉄道が観光列車のキハならば、小湊鉄道は普段はあまりしないヘッドマークで駅にて停車中。







懐かしい昭和の雰囲気満載の車両が各々2両編成でそれぞれの接続駅であるこの山あいの小さな無人駅に発車を待って鎮座してる光景はやはり威力満点。

いやはや絵になります。

私が駅に到着した時には既に両鉄道とも入線していましたが、しばし停車していそうな雰囲気で、乗客も観光客も撮影などを愉しんでましたね。

かくいう私も地元民ながら撮影を愉しんでた一人ではありますが(笑)



購入したてでいまいち使い慣れてないスマホとタブレットを駆使して撮影。

ガラケーに較べて重かったりするので、慣れない私には使いづらいのではありますが、逆光とはいえそれなりに撮影できました。

ふと気づくと駅の自動販売機が地元・大多喜を治めた(大多喜城を築城した)本多忠勝の絵柄になっているではありませんか!!





へぇ、地元ながら改めて知りました。

普段はあまりい気にかけてないってことなんでしょうなぁ(笑)

さて、いよいよ発車の時間。どうやらいすみ&小湊の同時発車のようです。

動画は撮影したのですが、ブログに添付できなかったので、似たようなyoutube動画を添付しておきますので、ご想像くださいね。

上総中野駅(小湊鐵道・いすみ鉄道)千葉県夷隅郡大多喜町


『ここには「なにもない」があります』かぁ、なにもないけど何かはあるんだなぁ・・・とこの小さなターミナル駅で汽車を見送った後に感じた私の感想なのでした。









最後に駅の駐車場そばに咲いてた菜の花。



そろそろ、この里山にも華やぐ季節がやって来ます。

















【ショートムービー】「何もないがある」いすみ鉄道 小湊鐡道

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気になるCMソングシリーズ~セゾンCM・東池袋52『雪セゾン』~

2018-03-10 18:29:57 | 音楽
ここのところ、CMを観ていて流れてくるのがこの曲。

東池袋52「雪セゾン」PV


セゾンのCMなんですが、最初はどこかのアイドルグループ?と思ってましたら、どうやらセゾングループのOLさんで結成したグループなんだとか。



なるほど、セゾン本社のあるサンシャイン(たしか)の所在地である東毛袋にちなんでなんでしょうね。

52はよくわかりませんが、何度もCMで聴いてるとサブリミナル効果なのか、脳裏に焼き付いていきます。

そして印象に残ったのがダンス。なんでしょうねぇ、私的にはやや素人っぽさの残るこのダンシングシーンが素人っぽさを残しているからこそ印象に残っているのかもしれません。

完全なアイドルって感じでもない、この感じ。それでいてグダグダにはなっていない妙にまとまった感じ。

やはり本職はOLさんなんだなぁという妙な安心感すら感じます。

で、結局のところはセゾンのCMなんですけど、このPV風のCMは最近の私のマイブームです。

カラオケに行ったら一度は試してみたい曲の一つですね。















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