震災がこれからひと段落をすると、本格的に復興へと動き出します。
どのようになるかはわかりませんが、日本には大量の労働力があります。
それは「求職者」の人々です。
これまで、年齢や経験などでつらい思いをしながら就職活動をしてきたと思います。
私は思います。年齢や経験がどうのといっても、それは雇う側の単なる理由付けにしかならないってことを。
今まで、景気が悪いとか業績がうまくないとかの理由で、就職がなかなかうまくいかない若者や、リストラされた働き盛りの中高年、無理な仕事を要求されたり人間関係で精神的に病んでやむなく退職を余儀なくされた方・・・。
私は、被災者の方の優先的な雇用とともに、こういった能力を持て余らせてしまっている方々の雇用も積極的にするべきだと思います。
その際、面倒な面接も簡略化して、例えば1年間の期間だけど復旧工事の手伝いで募集するとかを行うのです。
長く公共事業を削減して、土木、建設関連の企業も減っている状態です。
経験が無いなんて言ってないで、どんどん経験を積んでもらって仕事をしてもらえばいいんです。
企業にお金が無ければ、国でお金を出すようにすればいいんです。
ここでお金を出しても、仕事をして給与として収入があれば税金として納めます。
国には再びお金が還ってきます。
乱暴な考え方ですが、一時的にも国債発行額が大幅に増えても、やがて税収で還ってくると思えば、何もしないよりはいいのではないでしょうか?
仕事が増え、収入が入ってくると思えば気持ちも明るくなれると思います。
それに、これは無償の奉仕ではなく、有償の労働です。
無償の奉仕では、助けられる側も遠慮が出てしまいますが、「労働」となれば素直に感情も出せるようになると思います。
国会や首相官邸に居る政治家の皆さんは、その為の予算を早く決めて実行に移せるように準備してほしいと思います。
ずっと我慢やボランティアに頼っているのは、あくまでも緊急避難なのですから。
もちろん、こういった事業はある程度落ち着いた状態ってことが大切です。