三浦雄一郎さんの場合 命がけの悦び三浦雄一郎さん。一年前に話題になりました。80才でエベレスト登頂。3度目。 老化予防の専門家も驚くのは、三浦さんの筋トレや低酸素トレーニングではない。はっ...
子育ては母親だけではできません。助け合う社会がなくてはなりません。
ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第11章、「癒しのやり取り」のp.236の、ブランク下の第2パラグラフの、8行目途中から。
しかし、男も女も、この世を生きていくためには一生懸命に働かなくっちゃなりませんでした。女たちは手近な幼い子ども達と一緒にいて、年上の子ども達は男と一緒にして、男たちから鍛えられたもんです。途方に暮れた女たちは、自分の赤ちゃんを、おばさんやお姉ちゃんや、おばあちゃんに預けるかもしれません。平均して、すべての子どもには、4人の青年か大人がいました。いまの保育所は、1人の保育士に、5人の子どもですから、それはそれは素晴らしい職員配置だと思います。
「素晴らしい」、というのは、皮肉な表現をブルース・ペリー教授はしている訳ですね。アメリカでは、1対5の職員配置でも、足りない、ということです。ニッポンでは、1、2歳の子どもで、1達6ですから、アメリカ以上に、「素晴らしい」!
しかも、日本の場合は、希望する母親が、子どもを保育所に入れない場合が実に多い。国って何のためにあるのか、主権者が国民であることを蔑ろにしている政治が、大手を振って歩いてる訳ですからね。