エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

詐欺罪は成立するのか?  最低の研究者 or 詐欺師

2016-04-18 08:11:06 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
大人になった時にあなたを支えるのはね、子どもの頃のあなた
  エピジャネシスは、時にかなって美しい。 The life cycle cpmpleted 『人生の巡り合わせ、完成版』、p29最後の行から。 ...
 


 

 あの無知で無恥な「専門家」が、被災地で言ったりやったりしてたことは、トラウマ研究の世界的権威、ヴァン・デ・コーク教授らとは、全く違う、ウソとゴマカシでした。それをイケシャァシャァと、言ったりやったりして来て、税金から滞在費、交通費、レンタカー台まで貰って、社会的な地位も取り繕っていた。火事場泥棒、詐欺師と言っても正しい、と私は考えます

 じゃぁ、刑法の「詐欺罪」は成立するのか?

 あの無知で無恥な「専門家」が、トラウマ研究の世界的権威のヴァン・デ・コーク教授の主張をよく知らずに、間違って、ウソとデタラメを言っていたとしたら、「詐欺罪」は微妙になるそうです。ウソとデタラメとは、知らなかったんだから、故意にウソとゴマカシを言った訳じゃぁない。 無知ですからね。でも、そうしたら、トラウマの研究者としては、もう失格なことは、火を見るよりも明らかでしょう。

 でも、うすうすでも、ヴァン・デ・コーク教授が言っていることに照らして、自分が言っていることがウソとデタラメと知っていたならば、立派に「詐欺罪」が成立するそうです。

 さあ、あの無知で無恥な「専門家」はどっち(最低の研究者 or 詐欺師でしょうか?

 

 

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普通に生きていることが、ネグレクトになっちゃう

2016-04-18 07:31:44 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 
大人になった時にあなたを支えるのはね、子どもの頃のあなた
  エピジャネシスは、時にかなって美しい。 The life cycle cpmpleted 『人生の巡り合わせ、完成版』、p29最後の行から。 ...
 

 

 一流の臨床家は子どもの立場に立ちますタケノコは、自分(達)の立場にこだわります。結果は雲泥の差です。

 ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第11章、「癒しのやり取り」のp.237の 下から2行目から。

 

 

 

 

 

 さらに、私どもは、直ちに「ママ達の戦争」(訳注:仕事をし続ける母親 対 子育てに専念する母親 でどちらがいいかという論争の事)において、「撃ち方、止め」と言わなくてはなりません、それからもひとつ、すべての人にとって益となるのは、新に親になったものが、自分の子ども達と一緒に過ごすことを、もっともっと選ぶようになる時であると同時に、その新しい親たちが、地元でいろんな支援をして貰いながら、質の高い子育てをするようになる時だ、ということを理解しなくてはなりませんね。ハーディ女史が言うように、「私どもが進歩したのは、母親には、もっと社会からの支援があるところでした。赤ちゃん達は、人間らしい可能性を十分に引き出してもらうためには、このように社会との様々な関わりが必要なんですね」。

 

 

 

 

 

 こうすると、キャリア優先の生き方が、相当のネグレクトをもたらしている感じですね。日本はもっともっと深刻で、衣食住にはそれほど問題はなくて、幾重にも保育をする、ネグレクト=虐待が非常多いのです。その場合、児童相談所に連絡する人はほとんどいません。このネグレクト=虐待が、長時間労働・長時間通勤・低賃金の貧しいニッポンの労働政策下では、一番多いのです。親本人は普通に一生懸命に生きていることが、子どもにとっては立派な虐待なのです。

 

 

 

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サバイバル脳の一貯上がり

2016-04-18 03:57:32 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
大人になった時にあなたを支えるのはね、子どもの頃のあなた
  エピジャネシスは、時にかなって美しい。 The life cycle cpmpleted 『人生の巡り合わせ、完成版』、p29最後の行から。 ...
 

 

 無意識に向かい合うコツは、待つことです。

 ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第14章 Languare : Miracle and Tyranny「言葉 :奇跡も残虐も(、もたらすもの)」p.249の第3パラグラフから。自分の身体が、他人の身体みたいになる節の続きです。

 

 

 

 

 

 トラウマの患者さんたちの脳の画像のほとんどすべての研究によれば、島(皮質)の活動に異常があります。脳のこの部位は、内部組織、すなわち、筋肉、間接、バランス(固有受容)体系も含まれますが、体感を生み出す内部組織からの情報をまとめて解釈します。この島皮質は、いろんな信号を偏桃体に伝えることが出来ますが、この偏桃体は、戦うのか、それとも、逃げるのかの反応(闘争・逃走反応)の引き金になります。この戦うのか、それとも、逃げるのかの反応には、何ら認知的な認識は必要ありませんし、何かがおかしいといった、意識的な認識もいりません。皆さんが気が立ったり、集中できなかったり、最悪、差し迫った死を感じます。こういった強烈な気持ちが、脳の深いところで生み出されて、理性や理解力ではどうにもならなくなってしまいます

 

 

 

 

 

 かくして、サバイバル脳が出来上がってしまいます。強烈な感情が生じて、逃げ出す感じになります。サバイバル脳になった発達トラウマ障害≒愛着障害の子ども達は、教室や人がたくさんいる場所や初めての場所などからは、逃げ出したくなりますね。ヴァン・デ・コーク教授が記しているように、理性や意識で、この逃げ出す反応を止めることはできません。

 この手の重度の発達トラウマ障害≒愛着障害の子どもの治療には、敏感で、忍耐強いセラピストの関わりが必ず必要です。

 


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危ない発達トラウマ障害

2016-04-18 02:35:49 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 
根源的信頼感 再考
   生命=≪私≫=時間を育てる本物・オーセンティシティ   一番大事にされた経験~「秋葉原...
 


 

 今晩も、今から7年前、311(2011)を遡って2年前、ヴァン・デ・コーク教授が、2009年に出した、発達トラウマ障害(DTD : defelopmental trauma disorder)をDSM-Ⅴにハッキリと入れてね、という提案書(http://www.traumacenter.org/announcements/DTD_papers_Oct_09.pdf) の18日目。

今晩は、 「発達トラウマ障害≒愛着障害の証拠」の章の8日目。発達トラウマ障害≒愛着障害の診断基準C.2.です。

 

 

 

 

     診断基準C.2.自分を守ることが上手く出来ない。極端に危ないことをすること、スリルを求めることが含まれます。

 

     診断基準C.2.が記録されてきたのは、火遊び、性的に危ないことをやること、年に相応しくない程危険なことをやりたがることなど、危険なことをやる、ということです。この診断基準は、危険に対する間違った認識も含みます。CCTC(シカゴ子どもトラウマ・センター)のデータが記録していることは、発達トラウマ障害の子ども達は、衝動をコントロールすることが出来ない、善悪の判断ができない、火遊びをする点で、他の養子になった子ども達に比べて、2倍も問題があります。NCTSN(国立子どもトラウマ・ストレス・ネットワーク)の調査によれば、発達トラウマ障害の子ども達の大部分は、安心・安全を保つ衝動をコントロールすることが出来ませんし、危険なことをすることが出来ません。CCTC(シカゴ子どもトラウマ・センター)のデータによれば、発達トラウマ障害の子ども達は、ルールを理解できない、期待した結果が出せない、計画し期待するということが出来ないと報告されていますし、性行動、危険に対して過剰な反応してしまうこと、あるいは逆に、危険を軽視しずてしまうことが、他のトラウマを負わされた子ども達に比べて、多いと報告されています。こういった新しい知見は、出版されているデータと一致します(バーゲン、マーティン、リチャードソン、アリソン、ロージャー、2003; ブラウン等、2005)。

 

 

 

 

 

 私は、発達トラウマ障害≒愛着障害の子どものケースで、火遊びをするケースはやったことがありません。でも、危険なことをする子、性行動に向かう子は経験済みです。1人は、小学校1年生なのに、かなり遠くのコンビニまで、夜一人でいったり、ある小学校高学年の女の子は、中学生の男の子と、夜にコッソリあったり…ですね。衝動をコントロールすることが出来ないのは、何かをやりたいとなったら、授業中だろうが、行事をやってようが、お構いなし、というのは、この中では、一番出逢うケースでしょうね。

 

 

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