脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

かたづけられない理由

2009年10月05日 | 症状の説明
クロワッサン10月10日号に、

「あなたがかたづけられない理由」と題して

諏訪東京理科大学教授で

脳科学者の
篠原菊紀さん
  のお話が載っています。

もうすぐ書店からなくなると思うので、

関心のある方はお急ぎください。



「私がかたづけられないワケ?


それは・・・

やはり、脳脊髄液減少症によって、

かたづけ脳である

「前頭前野」と
「頭頂連合野」が

なんらかの機能低下を起こし、

うまく連携、機能しなくなっているせいだと思います。

でも、私は一見まともだし、健康そうな普通の人に見えます。

しゃべれば、普通にしゃべり、
どこが悪いのか見た目ではわかりません。

しかも、

こんなブログが書けていると、知っている人たちは、

ブログがかけるのに、なぜ他のことができないと、

よけいに

ただの、
気まぐれで、だらしのない、怠け者人間に見られていそうで、
とてもつらいし、非常に悲しいのです。

自分の努力では、なかなかとりかかれなかったり、
どうしてもできないことが、本当にあるのです。

だから、
近くに「一見だらしがない」脳脊髄液減少症患者さんがいたら

もしかしたら、私と同じような状態かもしれないから、

叱ったり、責めたりする前に、

「手伝うから一緒にやろうよ」と声かけしてあげたり、


「何か手伝うことはある?出来ないことは何?]

「あなたの代わりに私にできることはある?」

と聞いてあげて、

時には、
だまって手を貸して助けてあげてください。


患者は自分ができないことはわかっていて、

それでなくても自分を責めていると思います。

だから、
まわりの健康な人たちが、時には快く救いの手をさしのべてあげてください。

よろしくお願いします。

この「かたづけられない症状」
「ADHD(注意欠陥多動性障害)」に苦しむ方がたと
非常に似た苦しみについては

いつかまた・・・・
書けたらと思います。



お願い

この「かたづけられない苦しみ」は

脳脊髄液減少症で体がつらくて
体調的体力的にかたづけられないのもありますが、

それではなく、
私のように、

どう整理整頓していいかわからない、

片付けようとすればするほど、
散らかっていき、どうしてもかたづけられない

というような経験で
脳の「かたづけ能力」が低下している感じを
自ら自覚していて、

やるべきことはわかっているのに、
なかなかとりかかれないことや、

「ひきだしをあけっぱなしにしてしまう」などの、

やりっぱなしになってしまう症状の体験のある
脳脊髄液減少症の患者さんが私の他にもいらっしゃいましたら、

ぜひ、
コメントをお願いします。


コメント (8)
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