脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

「乗り物酔い」と「脳脊髄液減少症」

2009年10月06日 | 他の病名との関連性
脳脊髄液減少症になると、
非常に乗り物に酔いやすくなります。

ささいな揺れで、気持ちが悪くなります。

それはそうです。
じっとしていてもグラグラゆらゆら感じるぐらいですから・・・。

目から入ってくる景色に、脳の処理能力が追いついていかない感じや、

カーブで体にかかる遠心力が体の負担に感じたり、

乗り物のごく普通の範囲の、
停止と発進の動きでの、首のわずかな振れ前後左右のゆれだけで、
気持ちが悪くなってしまいます。

この経験から、

ひどい乗り物酔いでお困りで、
しかも原因がはっきりしない方は、
脳脊髄液減少症など、脳が原因の可能性もあると思います。

脳脊髄液減少症で、乗り物に弱くなることは、
耳鼻科や内科の先生方にはぜひ知っていていただきたいと思います。

本日から、読売新聞の「健康プラス」で
乗り物酔いについて連載されます。

本日の「乗り物酔い」の記事タイトルの
「情報にズレ、脳が混乱」の文字は

まさに、脳脊髄液減少症患者の状態そのものを
見事に言い当てていると感じます。

今回の連載記事もぜひ、ご一読ください。


私は今までも
目からの情報、足からの情報が脳で統合できないで
平行感覚がおかしくなる感じを
過去に何度か書いてきました。

 脳脊髄液減少症で、実際の乗り物に乗ると非常に酔いやすくもなりますが、

固定された動かない場所にいても、
「脳脊髄液減少症のめまい」は乗り物酔いのように、
目や足や耳の三半規管からの情報の混乱のようでもあるのです。

脳脊髄液減少症の症状は

体験した患者しか知りえないことばかりだと思いますで、
患者以外の方がたで、患者支援に関わる方は
患者理解のためにも、
どうぞ以下をご参考ください。



過去記事:ふわふわ感

お散歩日記(症状が以前よりブラッドパッチで改善した時の状態)

慢性船酔い状態(この記事のつづきは書いていません。

揺れるようなめまい
コメント (17)
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