脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

"ひきこもり"の定義

2020年12月02日 | つぶやき

この間、朝のNHKで女性のひきこもりについてやってた感想。

まず、ひきこもりの定義は


自室からほとんど出ない。

自室からは出るが家からは出ない。

近所のコンビニなどには出かける。

趣味の用事のときだけ外出する。

など、人により程度の差はあるが、
自ら社会的なかかわりを避けている状態が6か月以上続いている場合に、
ひきこもり状態にあると考えられる。

だそうです。

なんだ、この定義に、
私ピッタリ当てはまるじゃない!

私って今でもひきこもりなのか?

番組によると、
(ひきこもりは)
かつては若者特有のものだと思われていたが、
40歳から64歳までの中高年のひきこもりの人が61万人いると言われている。

その内訳は男性が77%、女性が23%
比率の上では、女性がかなり少ない。

それは、女性のひきこもりが、「専業主婦」や「家事手伝い」いう名前で、男性のひきこもりに比べて見逃されやすいから。

全国ひきこもり家族会連合会

その事を訴えたのは、
10月31日、北九州で開かれたシンポジウムでの、主催者の北九州女子一歩会という市民団体。

それによると、女性がひきこもり状態にあっても、専業主婦や家事手伝いといった、「家事従事」という役割に隠れ、問題が認識されにくいと、指摘した。

北九州女子一歩会の西本祥子さんは

「男性の場合は(ひきこもりになると)なんとかしなくちゃいけないと早く支援に繋げて出口を見つけたいという傾向がある。
(だから、男性のひきこもりは表面に出てきてカウントされやすい。しかし)
女性の場合は、(ひきこもり状態にあっても、)
家事をやってくれるからと、
世間的にあまり違和感がないことで、
親や家族の方も(ひきこもりではない)と思われている傾向がある。

つまり、女性はひきこもっていても、
専業主婦とか、
家事手伝いとかに紛れて、
表に出てこないから、相談にもこないから、
ひきこもりとカウントされず、

そのために、女性のひきこもりは少なく把握されているのではないかって指摘。

全くもって、その通りだと、私も思います。
私も、今思えば、脳脊髄液漏れがわかる前、
動きたくても動けないし、気力もわかず、
わけのわからない症状が出たり消えたり、
眩しくて暗い部屋に昼間こもってたり、
睡眠障害で昼夜逆転してたり、夜も寝てるのに昼も何時間も過眠してたり、してた時、

完全に「ひきこもり」の定義に当てはまっていた。

それも、6か月どころじゃない。

う〜ん、
これはとにかく、学校や職場に行けない人たちの中に、相当数の、脳脊髄液減少症患者が見逃されているな。

だって、私が、ひきこもりの定義にあてはまっちゃうんだから。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「支援拒否」という言葉の誤解 | トップ | 「拒食症を生きる」番組の感想 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。