小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

サヴァン症候群

2013-11-10 09:41:08 | 日記
   サ ヴ ァ ン 症 候 群     NO.224
 人間の頭脳ってどこまで進化するのか驚異的です。
ついさっき自分で作って食べておきながら、夕食のメニューがなんだった数時間あとにさえ思い出せない「頭脳」の自分にとっては想像もできないことですが、たった1回聴いただけなのに、譜面も見ないで軽々とその曲を演奏できるという人、紙面をちらっと見ただけであとからそのすべてを諳(そらん)じれれる人、盤面を使わずに囲碁や将棋ができる人、16桁の及ぶ数字10口の暗算を電光掲示板を睨むだけで瞬時に計算できる人、円周率を数百桁まで暗唱できる人などなどです。
こういう人は通常人と違って一種の「病気」(サヴァン症候群)というらしい。     優れたれた人を病人扱いすることには抵抗感がありますが、ホンマかいな?と思います。
作家の佐藤 優さんや評論家の勝間 和代さんは、あふれるほどたくさん仕事を持ちながら、月に300冊の本を読むと言います。
普通の図書1冊読むための時間はだいたい10分と言います。
作家の菊池寛は英語の辞書を一ページ読んでは、いちいち破り捨てたと言われています。 つまり一回読んだものは永久に忘れないから以後は必要ない、ということらしい。
でも、こんな人って不愉快なことも忘れられないでしょうから、人生不幸なのか幸福なのかどっちなんでしょうか?
「よき法律家は 悪しき隣人」と言いますが、見たこと聞いたこと一切忘れないような人が身近に居らた、きっと息苦しくなるのではないでしょうか。
そんな人とは「キクチカン」じゃなくって「クチキカン」。
コメント
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