盲目

　　　　　　盲 目　　 ＮＯ.229
「恋は盲目」と言いますね。　恋をしている当人は相手の欠点が見えない。
でも、結婚して夫になり・妻になったら、相手方の欠点が見えるもの。
近年の離婚率の高いことにはいささか驚きますが、恋愛中は見えなかったものが見えるようになったということでしょうが、最初からよく見ておけばいいものを・・・結婚してから夫は「唖者であれ」妻は「盲者」であれ、という言葉があります。
つまり、妻は夫の仕事のことについて「唖者」(口出しするな)。
夫は妻の些細な欠点に「盲者」であれ（見るな）・・・　ということですが、世の中の動きには、どんな些細なことであっても盲目であってはなりません。
子供のころから人やお金や社会にもまれて苦労して、貧乏という下層から人間の行動や物事の是非・善悪、態様を見てきましたから、なまじ見えない方が幸せなのかもしれませんが、なんだか怪しいことには敏感でよく見えているのではないかなと思っています。　(自分で言うのもヘンですが・・・)
狼少年みたいなことは言いたくはありませんが、原発問題・ＴＰＰ問題・秘密保護法問題などは、よく見・よく聞き、へんな方向に行かないように口出しすべきではないでしょうか？
その点、食の偽装なんてそんなに騒ぐような大問題ではないという気がします。　　ごちゃ混ぜにしない方がいいのではないでしょうか？
国民は、政治に対して唖者・盲者であってはいけない！