27.10.10 ア ル キ メ デ ス NO.943
裸になって浴槽に飛び込んだ瞬間に閃いた。 「そうだ! 物体が水中にある時はその物体の体積
に相当する水の分量だけ、その物体の重量は軽くなる」「その物体の体積に相当する量の水と、その
物体の体積が同一ならば、その物体の水に対する比重は1:1になるんだ!」・・・というアルキメデス
の原理です。
小学校5年生で1Kmの遠泳試験に合格して、海岸に上がった途端に自分の体が鉛のように重く感じ
たのもアルキメデスの原理だったのでしょう。 40Kgほどの体重が水中にある時は3~4Kにしか感
じないのを、1Km遠泳して陸に上がった途端に40Kgの戻ったのです。
水中で40Kgを感じるようだたら小学生がとても1Kmも泳げるものではありません。
水中の運動は体に対する負荷が少ないので、体力維持には最適ということで、最近の元気な高齢者
は1日に1kmほども泳ぐ人もいるようですが、継続的にやって来なかった自分にはとてもまねのでき
ることはありません。その上、プールの水は殺菌用に塩素滅菌されているために、アレルギー体質の
私にはプールに入ることすらできないのは、残念というほかありません。 でも、なにかアルキメデス
のようにちょっとした現象の中にとんでもない原理が潜んでいることを、生きてるうちに一つくらいは発
見したいものですね。