27.10.13 日 本 語 NO.945
外国語の一つくらいはマスターしたいものですが、時すでに遅しで今さらどうすることもできません。
以前、多分東京都の杉並区長だったと思いますが、教育特区の指定を受けて小学校の低学年か
ら英語教育を取り入れる事になった時、当時都知事だった石原慎太郎が吼えました。
「何をバカなことやってんだ!」「日本語もちゃんと喋れないような子供に外国語を教えてどうなるん
だ!」・・・と。 慎太郎と言えば、なにかと国粋主義的な発言をして物議を醸し、ハラハラドキドキ
させるのがお家芸ですが、「日本語もちゃんと喋れない幼児に外国語を教えるなんてばかばかしい」
という考えには同意します。 大体母国語を失った民族で繁栄した民族はありません。
世界的にはもっとも難しいと言われる日本語を駆使しているからこそ、日本人の教育レベルが高い
と言われるくらいですから、安易に英語などは必要以外に教えることはないと考えます。
英語が覚えやすいからと言って、日本人の皆んなが英語で話すようになったら、日本は日本でなくなる。
外国語を習う必要性は認めますが「日本語」を守ろう。