28.08.11 親 NO.1160
親がいつまでも生きていたって、一家の家計の安定が約束されているとは限りません。
でも、子どもが幼少なのに片親または両親を欠くと、ほとんどの場合生活の基盤が崩れてし
まいます。 私の場合、父は36歳に若さで4人の子供を残して戦病死したために、その後
の生活はお話にもならないほどに疲弊してしまいました。
一応福祉制度が整備されている現代でも、子ども4人の母子家庭の状況は押して知るべし
であり、まして、そのような制度が整備されていなかった時代ですから、それは筆舌に尽くせ
ないものでした。 父は「お国のために命を捧げた」のにです。 生活に困窮したばかりで
はなく。 片親というだけで厳しい就職差別も受けました。
悪の道に走らなかったのは不思議なくらいです。
今父が活きた寿命の2倍を超えました。 もうそんなに生きなっくてもいい歳ですが、いま子
育て中のお父さん・お母さんは、命を大切にして子育てに責任を持たなければなりません。
安全管理・安全運転・健康管理・職務能力・生活力の増進・火の用心・地震対策・そのたい
ろいろ、やることは沢山ある。 ぼんやりしている暇はない。