29.01.08 安全走行 NO.1386
「安全に走れそれが一番早いのだ」という交通標語がありました。
「注意一秒けが一生」というものもありました。 でも、いくら自分が安全運転をし
ていても、無謀な他人からのもらい事故もありうるし、天災地変だって防ぎようがあ
りません。
企業の標語に「努力30年 倒産一瞬」というのがあります。 その通りだという実
感があります。 ちょっとした油断で企業は倒産してしまいますし、またほかにも
この世は危険に満ち溢れています。 それなのに「虎穴に入らずんば 虎児を得
ず」という諺もいまだに幅をきかせている感がります。
あえてリスクを冒す必要もないし、リスクを冒したってチャンスが保証されているわ
けでもありません。 買っても宝くじは当たらないよう。
それなにに「赤信号みんなで渡れば怖くない」とばかりに烏合を恃んで、企業経営者
が「不況対策」とやらの甘い融資に飛びついていたのでは、いずれ破綻に至ることは
明白です。 創業100年の巨大企業だって破綻する、予想不測の時代なんですか
ら、これから先はますます厳しくなってゆくことを覚悟しておく必要があります。
特に、高齢者はお金を持っていると虎視眈々と狙われる対象になっています。 資産
運用なんていかがわしい話に乗って、虎の子を巻き上げられないように安全運転でゆ
ことが必要です。
「安全に走る」ということは、耐え忍ぶ忍耐力と時代に趨勢を見極めるセンスが求め
られことではないかと思います。