29.01.26 始 末 書 3 NO.1416
日付け・宛先・記名者略 <始末書全文>
昭和年月日 時刻 頃 市内○○町○○番地先 路上に置いて府警察交通課所属巡査○○
により、私が乗用していた原動機付自転車 登録番号○○に関して、盗難車両の嫌疑あ
りとの事由によって職務質問を受けました。
1 私は、本件車両を年月日 時刻頃 市内○○地先路上に放置されていたものを拾得
し、またナンバープレートについては、同期日後に市内○○地先路上に放置されてい
廃車両より取得したものを合体したものであります。
この行為は、同警察官の説明によると窃盗ないし遺失物横領の罪・その他の法令に
違反するとの指摘がありました。
2 私は、本件車両およびナンバープレートは放置物または無主物であると判断して
拾得したものであって、仮にも所有者が存在して適法に運行の用に供されているも
のを窃取するような意図は全くありませんでした。
3 平素職場においては限られた予算を可能な限り効果的に使うために、廃物利用や
資源リサイクルに関して、管理職の指導の下に一丸となって取り組んでいるところ
から、本件「放置車両」を一見して「もったいない」との思いが高まり、有効活用
をしたいと思った次第です。
4 しかしながら、法律の規定をよく知らなかったために、軽率な行為に及んでしま
い、ご指摘を受けて初めて事の重大性を知るに及び痛恨の極みであります。
5 今は衷心より深く反省しおりまして、今後はどのような目的であっても、法に抵
触するような行為にならないものかどうかについては所属長に意見を伺い、その指
導に従って慎重に対処してまいりたい所存です。
本件については深甚に反省するとともに、今後はこのようなことを2度と起こさない
よう誓約し本件の顛末といたします。
*この始末書を提出した後、上層部で検討された結果、作業員への処分は比較的軽い
処分で終わりました。